- イタリアセリエAの名門であるユベントスと、イーサリアムベースのサッカーゲーム「Sorare(ソラーレ)」が提携。
- ソラーレのゲーム内には、C・ロナウドなどの有名選手のカードが登場する。
- ファンは選手カードでチームのマネジメントができるほか、市場でトレードもできる。
高まるサッカー界のブロックチェーン熱、名門クラブ続々と…
イタリアのトップサッカーチーム「ユベントス(Juventus)」は、ブロックチェーンサッカーゲーム「Sorare」で、スター選手のデジタルカードを発行する。
ソラーレは提携によりユベントスとライセンス契約を結んだという。
ユベントスはイタリアで連覇を続けているほか、クリスティアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラ、ジャンルイジ・ブッフォンなどの世界的な選手が多く在籍する超名門だ。
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パリに拠点を置くソラーレは、選手のデジタルカードを使ってサッカーチームをマネジメントするゲームを提供している。カードはイーサリアム技術を使って作られており、ファンはカードを集めたり、トレードすることができる。
当然のことながら人気選手のカードの価値は、ほかの選手のカードより高くなる。
カードは各選手ごとに用意されており、ユニークカード1枚、スーパーレア10枚、レアカード100枚の計111枚。ユニークカードのなかには約22万円以上の値をつけたものもあるという。
30代半ばを迎えていながらも、今もなおサッカー界を代表するクリスティアーノ・ロナウドのカードも高騰が予想される。
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2018年、ユベントスはファンが投票に参加できるトークンを発行、それによりファンはクラブの活動により意見を表明できるようになった。このトークンはソシオス(Socios)の協力を得て発行された。ソシオスは最近、FCバルセロナ(FC Barcelona)が同様のトークンを発行する際にも協力している。
サッカー界のブロックチェーン熱はここ数年で一気に高まっている。どの試みもブロックチェーンの特性を活かしたもので、サポーターとの交流・付加価値を目的とするものだ。
同様の試みは、今後ほかのクラブも続く可能性が高いだろう。
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ソース元https://www.coindeskjapan.com/39874/