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「Seele(シ―レ)」はブロックチェーン4.0とも呼ばれる次世代ブロックチェーンテクノロジーを用いた仮想通貨プラットフォームです。
マルチシャード、分散型、スケーラブルという特徴を持ったブロックチェーンネットワークを構築します。
「Seele(シ―レ)」の概要
通貨名/通貨単位 | Seele/SEELE |
公開日 | 2018年1月 |
最大発行数 | 1,000,000,000 SEELE |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | https://seele.pro |
公式ツイッター | https://twitter.com/SeeleTech |
公式テレグラム | https://t.me/seeletech |
購入可能取引所 | CoinEx,Huobi Global |
「Seele(シ―レ)」は次世代のブロックチェーンを用いて業界の抱える様々な問題に挑戦するプロジェクトです。
これまでのブロックチェーンよりも高性能で、かつ新しいシステムを搭載した自称ブロックチェーン4.0を利用し、業界にあらゆるソリューションをもたらします。
従来のブロックチェーンエコシステムとも互換性のあるネットワークを構築し、より様々なユースケースに合わせた利用方法を提案し、新しい事業への展開も期待されています。
今回はそんな「Seele(シ―レ)」について詳しくご紹介していきましょう。
「Seele(シ―レ)」の特徴
「Seele」は、パブリックチェーンを用いて構成されるブロックチェーンネットワークです。
その目的は従来のブロックチェーンシステムに則した形で、従来のあらゆる問題点に挑戦すること。
プロジェクトとしては研究・開発がメインの事業であり、すでに2000TPSを記録する高性能パブリックチェーンや、独自コンセンサスアルゴリズムの開発が完了しています。
EVMスマートコントラクトとの互換性があり、あらゆる研究・開発によって業界にソリューションをもたらします。
研究・開発を行う「Seele Tech」
ブロックチェーン、仮想通貨、関連するアルゴリズムなどを研究・開発する組織「Seele Tech」は、プロジェクトの根幹とも言える団体です。
・Matrix-Proof-of-Work
「Seele」はブロックの承認を行うために、Matrix Proof of Work(マトリックス・プルーフ・オブ・ワーク/MPoW)という独自開発したコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
これは「Seele Tech」が行った研究に基づいて開発されたアルゴリズムで、ビットコインなどで採用されているProof of Work(プルーフ・オブ・ワーク/PoW)と比べて下記のような特徴を持ちます。
・高い安全性
・様々なメインネットとの適合
・柔軟性・拡張性が高い
・ブロック承認の効率が高い
・省エネルギーマイニング
MPoWではハッシュ関数によって特定の行列(ブルートフォースハッシュ外のnハッシュ関数)から部分的に式を計算することで、解読を行っていくという仕組みです。
ビットコインが採用しているPoWでは無意味な計算も多く行うため、マイニングの際に多くの電力エネルギーを必要としましたが、MPoWは必要な部分だけエネルギーを使うイメージです。
・Heterogeneous Forest Network
「Seele Tech」が提案するエコシステムのビジョンに、Heterogeneous Forest Network(異種フォレストネットワーク)というエコシステム構造があります。
これはサブネットとして様々なサービスシナリオを個別に処理していき、ドメインやチェーンのクロス連携を容易に行うという仕組みです。
クロスチェーン、クロスドメインプロトコルを介して相互に干渉・対話できる仕組みによって、ネットワークは常に関係者からオープンソースな環境に置かれることになります。
従来のブロックチェーンエコシステムとの互換性もあり、非常に効率的なソリューションです。
「Seele(シ―レ)」まとめ
今回はブロックチェーン4.0を提唱するプロジェクト「Seele(シ―レ)」をご紹介してきました。
ブロックチェーン技術は徐々に改良が施され、今後もさらに多くの分野で利用されることになりそうですね。
「Seele」がどのような展開をしていくのか、今後に注目しましょう!