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「Monolith(モノリス)」中央管理者のいないDeFiエコノミーを構築するプロジェクト!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「Monolith(モノリス)」はノンカストーディアル(非管理的)ウォレットに接続されるVisaデビットカードを提供しDeFiエコノミーを構築するプロジェクトです。

「Monolith(モノリス)」の概要

通貨名/通貨単位Monolith/TKN
公開日2017年4月
最大発行数39,406,760 TKN
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://monolith.xyz/
公式ツイッターhttps://twitter.com/monolith_web3
公式テレグラムhttps://t.me/Monolith_Web3
購入可能取引所HitBTC,Bancor Network,Bitfinex

「Monolith(モノリス)」は管理者のいないノンカストーディアルウォレットに接続される、最初のVisaカードを提供するプロジェクトです。

本来Visaカードは特定の管理者の元で発行され、接続される銀行サービスも関連する金融機関によって管理されています。
「Monolith」はブロックチェーン技術と、それを利用した金融システムDeFiエコノミーを利用してこれらのサービスの提供を行っています。

怪しいプロジェクトデザインや、次世代の金融システムとして注目されているDefiを取り入れた管理など、非常に興味をそそられるプロジェクト「Monolith」。
今回はそんな「Monolith」を、可能な限り掘り下げていきたいと思います。

「Monolith(モノリス)」の特徴

そもそもDeFi銀行とは

「Monolith」が提供する新世代のDeFi(Decentralized Finance)銀行とは、ブロックチェーン技術によって分散化された形態の銀行になります。
銀行だけでなく証券、保険、デリバティブ、レンディングなどの金融分野で幅広く導入され始めており、専用のアプリケーションなどを通じてアクセス可能な金融システムです。

仮想通貨と同じく中央管理者を必要とせず、特殊な分散型ネットワークを構築し、完全に自律したエコシステムを構築します。

誰でもアクセスすることができるという特徴を持ち、すでに分散型仮想通貨取引所(DEX)や仮想通貨のローン、デリバティブ契約などで実用化されています。

「Monolith」はこのDefiという特徴を持つ新しい銀行システムの構築と、仮想通貨を利用したノンカストーディアルウォレットで管理される最初のVisaカードを提供するためのプロジェクトです。

「Monolith」プラットフォームの優位性

「Monolith」プラットフォームは、既存の金融システムにはない下記のような優位性を持ちます。

・モノリスアカウントによる様々な金融システムへのアクセス

利用者は「Monolith」プラットフォームにアクセスする際、自身のウォレットと接続された個々のアカウントを持つことができます。
このモノリスアカウントはDexアグリエーターであるUniswap、Kyber、0xなどの取引所を介して市場レートでスワップすることができ、その際に為替レートのマークアップもありません。

ベースとなるイーサリアムの他、DAIやMKRなど様々なトークンと交換し利用する事が出来ます。

・トークンの所有権を必要とせず大規模な取引を

モノリスアカウントでは、トークンの所有権を必要とせずにDefiエコノミーに接続する事が出来ます
またコアなオープンソースプラットフォームによって外部のセキュリティ監査を受けた取引情報などに即座にアクセスし、自身のトランザクションが健全なものであるか確認することができます。

既存銀行のデメリットを解消できるか

まだプロジェクトとして始まってから日が浅い「Monolith」プロジェクト。
今後どのような展開になるのか、注目すべきは既存銀行のデメリットを解消することができるのかという点です。

既存の銀行の問題点としてよく挙げられるのが、利益が少ないため資産を預ける人が少なく、実際の損失は個人ではなく社会化されているという点です。

「Monolith」プロジェクトの基礎概念はイーサリアムに依存しており、トランザクション、契約の自動化、セキュリティなどもイーサリアムのものを利用しています。
イーサリアム自体、従来の金融システムや決済の仕組みに対するソリューションとして注目されており、非常に高い期待を寄せられています。

「Monolith(モノリス)」まとめ

今回は次世代の金融ソリューションを提供する「Monolith(モノリス)」をご紹介してきました。
注目度は高いようで、上場した各種取引所でも安定した価格推移を見せています。

今後どのようにプロジェクトが発展していくのか非常に興味深いですね。