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「ContentBox(コンテントボックス)」は動画・音声の配信サービス「Potcast(ポットキャスト)」で利用される仮想通貨です。
今まではiTunesを利用しなければ利用することが出来なかったポットキャストですが、近年はAndroid端末でも視聴することができるようになり世界的にも利用者が増えつつあります。
「ContentBox(コンテントボックス)」の概要
通貨名/通貨単位 | ContentBox/BOX |
公開日 | 2018年3月 |
最大発行数 | 3,000,000,000 BOX |
ホワイトペーパー | https://contentbox.one/wp-en.pdf |
公式サイト | https://contentbox.one/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/Contentbox_one |
公式テレグラム | https://t.me/BoxCommunity |
購入可能取引所 | Huobi Global |
「ContentBox(コンテントボックス)」はインターネット上で音声や動画を公開するサービス「Potcast(ポットキャスト)」の外部サービス「CastBox(キャストボックス)」で利用される仮想通貨です。
「CastBoX」はPotCastで配信されている音声・動画コンテンツを利用者が見つけやすくするためのサービスで、機械学習などで利用者の好みを学習し提案します。
元Google社員である王小雨という女性が独立して立ち上げたプロジェクトであり、運営する会社は同氏が起業した「CastBox.FM(キャストボックスエフエム)」という会社が行っています。
「CastBox」の決済に「ContentBox」が本格的に採用されると、プラットフォーム内での報酬のやり取りなどがよりスムーズになります。
「ContentBox(コンテントボックス)」の特徴
そもそもpodcastとは
Podcastとは、アップルが販売するマルチメディアプレイヤーiPod用に開始した音声・動画配信サービスです。
ウェブサーバーにマルチメディアデータファイル(動画や音声データ)をアップロードしてRSSを介し、www上に公開することができます。
サービス開始当初は視聴できるメディアが限られていたこと(iPodでしか聴けなかった)、まだ音声動画配信サービスと言うものが世に浸透していなかったなどの理由から人気のあるサービスとは言えませんでした。
しかし近年アンドロイド端末でも聴けるサービス「castbox(キャストボックス)」が開始され、アメリカでは16年前に比べて約20%も利用者が増加したと言われています。
アメリカ人口3人のうち1人は聞いている計算になり、今や広告媒体としても非常に優秀なプラットフォームになりつつあります。
「ContentBox」はそんな「castbox」が作った仮想通貨です。
キャストボックスの決済プラットフォーム
「ontentBox」は、Podcastの立役者「castbox」が提供する決済プラットフォームです。
現在「castbox」は世界135の国々で1700万人の利用者が使うアプリに成長しました。
「castbox」では機械学習を用いて利用者にお気に入りの番組を提案したり、広告媒体としての役目も果たしています。
発行された独自トークンBOXは、プラットフォーム内での支払いや受け取りをよりスマートにするために使われます。
今後も利用者がさらに増えていけば通貨としての価格も上がっていきます。
コンテンツプラットフォームのソリューションになり得る
「castbox」の仕組みは、様々なコンテンツプラットフォームの新しいビジネスモデルとして期待されています。
従来のコンテンツプラットフォームでは、コンテンツ制作者よりもプラットフォーム側が多くの報酬を受け取っていたり、表示する広告やより多くのユーザーへのアプローチ権限も運営側が握っているケースが多かったです。
一方キャストボックスでは両者の視聴履歴やダウンロード履歴からそれぞれの好みを適切に判断し、利用者同士をマッチングするような仕組みを作っています。
集められたデータブロックチェーン上に保管されており非常に安全で、マッチング能力も機械学習によって常に成長し続けます。
「ContentBox(コンテントボックス)」まとめ
今回は「castbox」が提供する決済プラットフォーム「ContentBox」をご紹介しました。
配信メディアが多様になるにつれて、利用者にアピールする方法も変わりつつある現在、こういった仲介サービスが非中央集権的に運営されるのはまさにブロックチェーンと仮想通貨がもたらした大きな変革といえます。
今後どのようにプロジェクトが発展していくのか楽しみですね。