この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 長引く米中貿易戦争が、個人投資家をビットコイン保有に駆り立てている。
- 個人投資家のなかには、ビットコインを経済的混乱に強い安全資産と考える者も。
- BTC取引と金取引でのポジンション数のデータでは、相関関係もみられるという。
ビットコインは金と同じ?安全資産として高まる期待
仮想通貨取引プラットフォームを展開する英国のeToro(イートロ)のデータによると、米中貿易戦争の長期化による経済的混乱に対応できる安全資産として、ビットコイン(BTC)を購入する個人投資家が一段と増えているという。
終わるようにみえて終わらないアメリカと中国の貿易戦争。
売り言葉に買い言葉が続くこの状況下では、大きな経済的混乱がやってくることを不安視する声が少なくない。
dai06
eToroのデータは、米中貿易戦争における緊張の高まりを示すニュースと、BTC取引と金(ゴールド)取引におけるポジション数の増加が(eToroでは)相関関係にあると示しているという。
個人投資家のなかにはビットコインと金を同列に考える者も増えている。
約10年前には「怪しい」の一言で返されることも多かったBTCが、世界的にも長い歴史を持つ金という資産に並び立とうとしているのだ…。
dai06
eToro のアナリスト サイモン・ピーターズ氏
「限られた数しか存在しない(BTCの発行上限数量は2100万)という点で、金と同じ特性を備えている。その価格はインフレの影響を受けず、金よりも保管コストが安価という利点がある」
もちろん仮想通貨にはハッキングによる流出などの不安はある。ただ、大きなポテンシャルを秘めているのもまた事実だ。
将来的にはビットコインが金を上回る日がやって来るのだろうか…?
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/us-china-trade-war-driving-retail-investors-to-bitcoin-says-etoro