この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
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このニュースのPOINT!!
- 北朝鮮は外貨獲得の手段として、数百人のIT技術労働者を海外に派遣している。
- 彼らは月に3000~5000ドル(約31~53万円)を稼いでおり、本国へ送金している模様。
- 北朝鮮はサイバー攻撃などを行い、20億ドル(約2111億円)もの金銭を得ているという。
北朝鮮秘密裏の外貨獲得、世界中にいるIT労働者
北朝鮮が数百人のIT技術労働者を海外に派遣して外貨を稼ぎ、現地でサイバー攻撃などの違法行為にも当たらせていることが9日、国連の報告書原案で分かった。
北朝鮮のこうした動きは国連がレポートをまとめ注意を呼びかけている。
外貨は核ミサイル開発のために使われてきたとされる。
dai06
北朝鮮のIT労働者は月平均で3000~5000ドル(約31万~約53万円)を稼ぎ、その大半を北朝鮮に送金。派遣先の会社は実際には北朝鮮が運営しているが、現地人を名義上のトップに据えて隠蔽工作を行っている。
派遣は北朝鮮傘下の貿易会社を通じて行われており、アジアのみならずヨーロッパ、アフリカ、中東など世界中が対象だという。
dai06
北朝鮮のサイバー人材育成にも言及されている。非常に若い年齢で人材を選抜するなど綿密な育成プロセスを取り、特別な訓練を施しているという。
もはや「北朝鮮にサイバー攻撃が行えるほどの人材などいるわけない」とは誰も言えないだろう。「ラザルス」に代表されるように、北朝鮮が関与しているとされるハッキング事件は多い。
派遣先が北朝鮮傘下の企業ということもあり、対策はなかなか難しいかもしれない。それでも彼らによる脅威の大きさを考えれ
ば、世界規模での対策が求められるだろう。
dai06
ソース元https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/190810/wor19081019110012-n1.html