この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 約30億円相当の仮想通貨が流出したビットポイントジャパンの小田社長が緊急会見を開いた。
- 流出したのはリップル、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインの5つの銘柄。
- 約30億円のうち約20億円がユーザーから預かっていた金額で、ホットウォレットの秘密鍵の窃取が原因とみられる。
ビットコインなど5銘柄が流出、ビットポイントは調査継続中
約30億円相当の仮想通貨が不正に流出した問題を受け、仮想通貨交換業者のビットポイントジャパン(BPJ)が7月16日、緊急会見を開きおわびした。小田玄紀社長は「流出の原因や経路は調査中」とし、現時点で判明した被害額などを発表した。
業務改善命令の解除から間もないタイミングで発生した今回の問題。
自主規制団体でもある仮想通貨交換業協会も、『誠に遺憾ながら…』と事件の経緯と事態の解決に向けて要請を行ったことを発表している。
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流出したのは、BPJがホットウォレットで管理していた仮想通貨。12日の問題発覚から15日までの調査で、リップル・ビットコイン・ビットコインキャッシュ・イーサリアム・ライトコインの5銘柄で約30億2000万円が流出したことが判明。そのうち、ユーザーから預かった金額は20億6000万円だったという。
ビットポイント側も公式ホームページのトップ画面に不正流出が発生している旨を発表。
新しい情報が随時公開していくこと、補填を行うつもりがあることも発表している。
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小田社長は流出の原因について「BPJのウォレットサーバで管理しているホットウォレットにおける秘密鍵の窃取・不正使用によるものが考えられる」と説明。原因や経路などの詳細は調査中としている。
今後はより堅牢なコールドウォレットへ移動させ、専門家とともにホットウォレットの脆弱性や今後の対策について協議していくという。
タイミングがタイミングなだけにイメージダウンは必至ともいえる今回の問題。できる限り早い事態の究明と解決が求められそうだ。
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ソース元https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/16/news104.html