この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 計画の不透明性や安全への疑念を巡って、Facebookの仮想通貨リブラへの非難が高まっている。
- 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、2020年の発行にストップをかける可能性も。
- トランプ大統領も「ほとんど信頼性がない」とツイートしており、米ドルの優位性を訴えた。
Facebookのリブラに高まる非難、本当にリリースできるのか?
米フェイスブック(FB)など28社が打ち出した暗号資産(仮想通貨)「リブラ」に対し、世界中の金融当局の間で懸念が広がっている。
リブラの計画はまだ公になっていない部分も多く、プライバシーはどのように保護されるのか、仮想通貨としてのセキュリティ管理はどうなっているのかなど、疑念を抱く声が少なくない。
そうした声は遂に一体となり、反対運動へと発展しつつある。
dai06
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11日の米上院での証言で、リブラが目指す2020年上半期の発行に待ったをかけることもいとわない姿勢を示唆した。
計画が発表された当初は大いに期待されたリブラだが、冷静になった今諸々の問題が見えてきている印象だ。
dai06
トランプ氏も11日、リブラを名指しして「ほとんど信頼性がない」とツイート。「世界中のどこであろうが、ずば抜けて力のある通貨がある。米ドルだ!」と対抗心をあらわにした。
トランプ氏もリブラへの嫌悪感を示したことで、状況はさらに悪化しそうだ。
アメリカがどう出るかによっても日本の規制のあり方も左右されそうなだけに、リブラに期待するのであればこの問題から目を背けるわけにはいかないだろう。
dai06
ソース元https://www.asahi.com/articles/ASM7D3VG7M7DUHBI011.html?iref=comtop_list_biz_n02