この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- Facebookの仮想通貨リブラのプロジェクトに批判が集まりつつある。
- 首都ワシントンでは30ほどの団体が、書簡で計画中止を求めた。
- 団体らは答えの出ていない問題があること、計画の全体像が見えないことに疑問を抱いている。
リブラはわからないことだらけで不安?ワシントンで疑問の声
フェイスブックの仮想通貨計画が首都ワシントンでまた激しく批判にさらされている。民主党への影響力が大きい30余りの団体が、「深刻な疑問」に対応するため計画を中断するよう書簡で求めた。
団体のなかにはサービス従業員国際労働組合(SEIU)、米消費者連合(CFA)などの名前が。
いずれもリブラの計画について疑問を投げかけており、全体像が提示されていないことを指摘している。
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書簡はフェイスブックの構想について、「答えの出ていない問題が多くある中で計画進行を容認するにはあまりにもリスクが大きい」と指摘した。
米下院金融委員会のウォーターズ委員長もこの問題を認識しており、計画停止を求めるよう他の議員に呼びかけているとのこと。
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ウォーターズ委員長と同委の他の民主党議員は2日、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)とシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)、リブラの責任者を務めるデービッド・マーカス氏に書簡を送り、仮想通貨にまつわる問題を検証する「機会を当局や議会が得られるまで」開発計画停止に同意するよう同社に正式に求めた。
リブラを運営するリブラ協会の広報担当者は、「当局や政策決定者と協議、疑問点を考慮した上で計画を進められる」としているが果たして…。
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ソース元https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-03/PU1PJI6JTSEB01?srnd=cojp-v2