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「Tael(テール)」は、実物製品の取引を行えるマーケティングツール「Techrock(テックロック)」のエコシステムで使用されるロイヤルティトークンです。
支払い方法として使われるほか、安全かどうかの検証が行われた時のインセンティブとしても使われます。
「Tael(テール)」の概要
通貨名/通貨単位 | Tael /WABI |
公開日 | 2017年7月 |
最大発行数 | 100,000,000WABI |
ホワイトペーパー | https://resources.wacoin.io/WaBI_Whitepaper_ENG.pdf |
公式サイト | https://taelpay.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/taelpay |
公式テレグラム | https://t.me/wabi_ico |
購入可能取引所 | Binance,Kyber Network,IDEX |
「Tael(テール)」は実物製品の購入プラットフォーム「Techrock(テックロック)」で利用される仮想通貨です。
「Techrock」は個人情報と消費製品の売買を組み合わせたプラットフォームであり、中国を中心にサービスとしても人気を集めています。
中国の市場では模造品・偽造品の横行が社会問題となっています。
「Techrock」はそういった個々の製品とその情報をブロックチェーンによって安全に管理し、製品の信頼性が立証された時には報酬を付与することでその公平性を保っています。
今回はそんな「Tael」と「Techrock」についてご紹介していきたいと思います。
「Techrock(テックロック)」の特徴
模造品・偽装品の無いオンライン市場
「Techrock」は模造品・偽装品の横行する中国市場において、より安全で誰もが本物の商品を手にすることが出来るプラットフォームを構築する目的で設立されていました。
中国の模造品・偽装品の問題は20年以上前から問題視されており、技術力が上がったことで見極めるのも難しくなってきました。
これは消費者だけではなく、本来利益を得るはずだったオリジナル商品の開発元へ収入が入らず、市場の進展を妨げるとして大きな社会問題化となっています。
「Techrock」はブロックチェーンと、ロイヤリティプラグラムインセンティブ制度によって、常に取り扱われる商品が本物であるのかどうかを検証しています。
運営側だけではなく、利用者自体が商品が本物であるかどうかを検証するため、簡単に模造品・偽装品が流通できないようになっています。
ロイヤリティプラグラムインセンティブ
「Techrock」では商品の信頼性を保つためロイヤリティプログラムインセンティブ制度を導入しています。
これは利用者が信頼性を検証するなどの行動全てに報酬を支払うという仕組みで、利用者は互いに不正を働かないように監視し合っている状態です。
報酬はポイントで支払われ、Techrockで取り扱われる商品や加盟店などで引き換えることが出来ます。
「Tael(テール)」の特徴
「Techrock」で利用されるロイヤリティトークン
「Tael」はプラットフォーム「Techrock」で利用されるロイヤリティトークンです。
「Techrock」のアプリをダウンロードするだけで誰でも簡単にアクセスできるトークンであり、主に商品の購入やプラットフォーム内の活動資金として利用されます。
「Techrock」内には商品やブランドごとにチャンネルが用意されており、「Tael」を使った募金などにも使う事ができます。
「Techrock」には独自商品も多数あり、実質的に「Tael」でしか購入できないモノも存在します。
商品提供側にもメリット
商品を提供する企業は「Tael」を利用することで、自社製品の効率的なマーケティングを行うことができます。
実際に「Techrock」に商品を流通するだけではなく、追加料金を支払うことでより有利な場所へ商品リンクを張ることなどが可能です。
消費者だけではなく企業側にメリットをもたらすことで、プラットフォーム全体の活性化を図ります。
「Tael(テール)」まとめ
今回は商品の信頼性を検証するプラットフォーム「Techrock」と、そこで利用される独自トークン「Tael」についてご紹介しました。
SNSなどを見る限り日本人投資家は多く情報もとても集めやすいです。
今後日本人向けのサービスも展開してくれると嬉しいですね。