「REPO(レポ)」はレンタル自動車業界で利用される仮想通貨プロジェクト、およびプラットフォームの名称です。
自動車のローンなど借り手の不払いなどの問題を解決することを目的にしています。
「REPO(レポ)」の概要
通貨名/通貨単位 | REPO /REPO |
公開日 | 2018年4月 |
最大発行数 | 356,999,900 REPO |
ホワイトペーパー | https://www.repocoin.io/docs/Repo%20Coin-WhitePaper.pdf |
公式サイト | https://www.repocoin.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/repo_coin |
公式テレグラム | https://t.me/REPO_Blockchain |
購入可能取引所 | Stellarport,Stellar Decentralized Exchange,BitMart |
「REPO(レポ)」は自動車の貸付を行うプラットフォームであり、そこで利用される仮想通貨の名称です。
従来のレンタル自動車サービスの問題点を解決し、よりスマートなサービスの提供と、安全な決済を実現します。
専用のRepocoinアプリをリリースしており、自動車サービスと利用者との仲介に入る金融会社の情報交換をより合理化し、大規模なコミュニティ形成とモデルケースとなる仕組み作りを目的としています。
ナンバープレートのスキャン認証技術や仮想通貨の発行など、2018年4月の開始から非常に早いスパンで進展を見せているプロジェクト。
「REPO(レポ)」の特徴
REPOの提供するソリューション
「REPO」の名称は「repossess(差し押さえ、担保権実行)」から付けられました。
従来のレンタル自動車業界と関連する担保業界の抱える問題点として、利用者の支払い未納などが挙げられます。
ただの支払い忘れだけではなく、レンタルした車のナンバープレートなどを付けかえて転売してしまう悪質な人もいるようです。
これらのレンタル自動車の支払いが滞れば、それはサービス側と担保会社の損失になります。
また、自動車レンタルサービスの担保を行う会社は、2012年以降増え続けるレンタル自動車の需要に耐えられるほど数が多くありません。
「REPO」はこう言った現状を打破するため誕生したプラットフォームです。
Repo Coinモバイルアプリ
「REPO」のリリースしたRepo Coinモバイルアプリを使えば、誰でもナンバープレートをスキャンして滞納車両の発見を行うことが出来ます。
スキャンされたナンバープレートのデータは、即座にアメリカの自動車レンタルサービスのデータベースを参照して滞納車両かどうかの確認を行うことができます。
もしアプリによって滞納者を発見できた場合、報酬としてRepoトークンが支払われる仕組みです。
その他、アプリ内では「REPO」の運営する「repocoin.io」というサイトでサービスや商品の購入を行うことが出来たり、Wecareプログラムの投票権などが与えられます。
Car Giveway Program
「REPO」では、地域や資金の問題で車が購入できない人のために「Car Giveway Program(カ―キブウェイプログラム)」という仕組みを提供しています。
これはコンテスト形式で行われる資金援助プログラムで、利用者はなぜ車が必要なのか、なぜ一般的な方法で購入することが難しいのかなどを短い動画に編集し投稿すると、プラットフォーム内の投票によって100万REPOが送られるというものです。
Car Giveway Program : https://www.repocoin.io/giveback
この投票には1REPOが必要となり、最終的にその資金が優勝者に贈られる形になります。
Youtubeに動画を投稿し、公式サイトにURLを張れば誰でも参加することが出来るので是非チェックしてみてください。
「REPO(レポ)」まとめ
今回は自動車レンタル業界の抱える課題を解決するプラットフォーム「REPO」についてご紹介しました。
ブロックチェーン技術の登場で技術的なコストが抑えられ、今まで陽のあたらなかった問題が積極的に解決されるようになってきました。
「REPO」プロジェクトはアメリカ国内をサービスの拠点にしています。
アメリカの自動車レンタル市場は2012年以降爆発的に増えており、今後に期待できるプロジェクトだと感じます。