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「INO COIN(アイエヌオ―コイン)」は分散化クラウドファンディングを提供するプラットフォームです。
ICOとは違うデジタルスタートアップ支援サービスによって、将来性のあるプロジェクトやアーティストに気軽に投資することができるようになります。
「INO COIN(アイエヌオ―コイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | INO COIN/INO |
公開日 | 2018年3月 |
最大発行数 | 1,000,000,000 |
ホワイトペーパー | https://inocoin.eu/wp.pdf |
公式サイト | https://inocoin.eu/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/InoCoin2018 |
公式テレグラム | https://t.me/joinchat/IVXqBA86cfnqps3zHxB7FA |
購入可能取引所 | ー |
「INO COIN(アイエヌオ―コイン)」は、仮想通貨を用いて分散型のクラウドファンディングを行うことが出来るプラットフォームです。
発行される独自トークンINOは、イーサリアムベースのERC20トークンとして提供されています。
将来性のある新規企業が資金調達を行いたいと考える場合、クラウドファンディングやInitial coin offering(ICO)といった方法が一般的になってきました。
しかし一方でこの両者にはそれぞれ課題となる部分があり、「INO COIN」はそれらにソリューションをもたらすために開始されたプロジェクトです。
それでは具体的に「INO COIN」がどのようなプロジェクトなのか、具体的にご紹介していきます。
クラウドファンディングやICOが抱える問題点
まずは、クラウドファンディングとICOがどういった仕組みなのか、またどのような課題があるのかを見ていきましょう。
クラウドファンディングの特徴と課題
クラウドファンディングはオンラインで不特定多数の人や組織を繋げ、プロジェクトの発足やアーティストの制作物に投資を行えるプラットフォームです。
資金調達を行いたい人は予め金額に応じて投資側にどのようなメリットがあるのかを伝え、投資家はその情報や将来性を参考にして投資を行います。
クラウドファンディングでは主に下記のような課題があるとされています。
・サービス自体が中央集権的である
・法定通貨による投資受付がメインで、国際的なやり取りに不向き
Initial coin offering(ICO)の特徴と課題
Initial coin offering(ICO)とは、資金を集めたい企業が独自の仮想通貨(トークン)を発行して販売する資金調達方法です。
クラウドファンディングとの大きな違いは、投資家が購入したトークンは自由に販売することができるという点でしょう。
ICO主に下記のようなことが問題になっています。
・プロジェクト内容が不明瞭なものでも資金が集まってしまう
・投資家のみにリスクがある
「INO COIN(アイエヌオ―コイン)」の特徴
資金調達を健全に行うためのプラットフォーム
「INO COIN」は、上記のような課題を解決し健全な資金調達を行うためのプラットフォームです。
具体的には、分散型クラウドファンディングという形の資金調達法になります。
従来のクラウドファンディングは、企業がサービスとして運営するプラットフォーム上で全ての取引が行われます。
このように中央集権的なプラットフォームは、柔軟に管理することができるというメリットはあるものの、中央システムがハッキングなどにあうと全体に影響が出てしまうという問題がありました。
また、中央集権的なプラットフォーム管理は資金の流れが不透明な場合が多く、利用者がお金の流れを追うことは基本できません。
「INO COIN」の提供する分散型クラウドファンディングは、自律的に稼働するプラットフォーム上で従来のクラウドファンディングと同じサービスを提供します。
これによって資金調達をする側、される側の両者が公平な環境で取引を行うことができ、仲介手数料が発生しないため低コストです。
「INO COIN(アイエヌオ―コイン)」まとめ
今回は分散型クラウドファンディングを提供する「INO COIN」をご紹介しました。
従来のクラウドファンディングやICOといった資金調達法とは違う形がブロックチェーンによってより公平な形になるのは非常に魅力的です。
今後どのような展開をしていくのかとても興味があります。