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「SIRIN LABS Token(シリン)」はスイスの企業SILIN LABSが発行している仮想通貨になります。
「FINNY」というブロックチェーンを搭載したスマートフォンを開発しているプロジェクトです。
「SIRIN LABS Token(シリン)」の概要
通貨名/通貨単位 | SIRIN LABS Token/SRN |
公開日 | 2017年12月 |
発行数 | 572,166,104 SRN |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | https://sirinlabs.com/ja/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/SIRINLABS |
購入可能取引所 | UPbit,Bancor Network,Bittrex,CoinExchange,HitBTC, Huobi Global,IDEX,KuCoin,LATOKEN,LiteBit.eu,Tidex,YoBit |
「SIRIN LABS Token(シリン)」はSILIN LABS社が発行している仮想通貨です。
主にSILIN LABS社でのサービス利用の際に用いられる仮想通貨で、独自開発されたブロックチェーンスマートフォン「FINNY」の購入などで使われます。
現在、仮想通貨決済には、利便性やセキュリティ面で様々な問題点が指摘されており、支払い方法として確立されるのはまだ時間がかかると言われています。
SILIN LABS社ではそう言った問題点を解決するため、仮想通貨管理に特化したブロックチェーンスマートフォン「FINNY」を開発しました。
「FINNY」は内部にハードウェアタイプのオフラインウォレットがついており、高い安全性を維持したまま簡単に仮想通貨による決済が可能になっています。
ブロックチェーンスマートフォン「FINNY」の特徴
スマホで仮想通貨を管理する上での問題点
仮想通貨が普及する上で最も大切なのは、決済がしやすい環境づくりを整えることです。
そのためスマートフォンなど、私たちが普段使っているデバイスに専用の機能をつけることは非常に理にかなっていると言えます。
しかし、従来のスマートフォンで仮想通貨を管理しようとする場合、下記のように様々な問題点が指摘されています。
・常にオンライン状態であるため、ハッキングリスクにずっと晒されている
・仮想通貨専用デバイスではないため、決済に使うためには専門アプリによるサポートが必要
・利用する銘柄によってウォレットアプリや取引所を変える必要性がある。
従来のスマートフォンで仮想通貨を運用したいと考えた場合、その管理方法は取引所や各プロジェクトなどが公開しているウォレットアプリなどを利用する必要があります。
これらのアプリはセキュリティ性能を常に最新の状態にアップデートしておく必要があるため、基本的にはオンラインの状態で管理されています。
これはウイルスなどの耐性が高まる半面、常にハッキングリスクとも隣り合わせであり、決して万全とは言えません。
また、利用する仮想通貨によって対応したウォレットアプリに切り替える必要があり、より多くの種類の通貨を運用したい場合は、複数のウォレットアプリが必要になってしまいます。
ブロックチェーンスマホ「FINNY」
SILIN LABS社が開発しているスマートフォン「FINNY」は、ブロックチェーン技術を搭載したまったく新しいデバイスです。
仮想通貨を安全に保管しておくための対策がとられており、なおかつ従来のスマートフォンのような利便性を損なわない設計がなされています。
「FINNY」は内部には、ハードウェアタイプのオフラインウォレットが搭載されています。
これは完全にネットと切り離されたコールドウォレットであり、悪質な第三者にハッキングされる心配がありません。
このウォレットは「FINNY」独自のオフラインウォレットであるため、常に最新の状態に保たれています。
対応する銘柄もビットコインやイーサリアムなどの有名なものから、いわゆる草コインと呼ばれる多くの通貨をサポートしています。
独自OS「SIRINOS」
現在、スマートフォンで最も普及しているOSと言えばAndroidとiOSの二つです。
これまでのAndroidやiOSは、どちらもセキュリティ性能が弱点とされており、新しいウィルスなどが登場するたびにアップデートを行ってその虚弱性をカバーしてきました。
「FINNY」はAndroidをベースに開発された独自のOS「SIRINOS」を利用して、従来のスマホより仮想通貨決済の安全性を高めるための仕組みを構築しています。
AndroidOSのウォレット機能にブロックチェーン技術を導入することで、デバイス内にある口座データを暗号化し、オフラインの状態で仮想通貨を管理しています。
これによってオンラインで機能するアプリケーションとウォレットが完全に隔離された状態になっており、ウィルスの感染やハッキングリスクの低下に繋がっています。
「SIRIN LABS Token(シリン)」まとめ
今回は仮想通貨決済をよりスムーズかつ安全に行うブロックチェーンスマホ「FINNY」と、プロジェクトで使われる仮想通貨「SIRIN LABS Token」についてご紹介しました。
ブロックチェーン技術を導入した独自デバイスを開発しているプロジェクトは非常に珍しく、今後に期待できそうですね。
「FINNY」が普及すれば、それだけ通貨の価格も上がるので、投資先としても非常に魅力的なプロジェクトだと思います。