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「Moeda Loyalty Points(モエダ)」はブロックチェーンベースの銀行システムを提供するプラットフォームです。
スマートフォンで手軽にアクセスでき、金融インフラの整っていない地域で利用されることを目標としています。
「Moeda Loyalty Points(モエダ)」の概要
通貨名/通貨単位 | Moeda Loyalty Points/MDA |
公開日 | 2017年7月17日 |
発行数 | 20,000,000 MDA |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://moedaseeds.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/moedaseeds |
購入可能取引所 | Binance,Cashierest,CoinBene,Gate.io,LBank,OKEx |
「Moeda Loyalty Points(モエダ)」はブロックチェーンベースの銀行システムを提供するプラットフォームです。
このサービスはスマートフォンからアクセスすることができ、将来的には金融インフラの整備が進んでいない国で使われることを想定しています。
現在、住んでいる地域の地理的な問題や、国の整備などの問題で銀行を利用することができない人は非常に多いです。
しかし一方でスマートフォンの普及率は高く、スマホで利用できる手軽な銀行システムは多くの人が求めていたサービスと言えます。
「Moeda Loyalty Points」はブロックチェーン技術を用いることで、そのシステム作りと管理体制を整えることを可能にしたプロジェクトです。
「Moeda Loyalty Points(モエダ)」の特徴
イーサリアムブロックチェーンを利用して開発されている
「Moeda Loyalty Points」は、イーサリアムのブロックチェーン上で開発されています。
イーサリアムのブロックチェーンを利用することで、中央管理者を持たない分散型アプリケーションDappの開発を行うことができ、公平でかつ信頼できる銀行システムを利用者に提供することができます。
複雑な契約を自動化するスマートコントラクトを導入することで、無駄な手数料が発生する心配もありません。
これらを用いることで信頼性、透明性、オープンソースによる通貨の追跡など、銀行システムの構築の上で重要な要素が全て実現可能になっています。
LAFTAの管轄ウルグアイに会社を設立
「Moeda Loyalty Points」を運営する会社は「Latin American Free Trade Association(ラテンアメリカの自由貿易連合/LAFTA)」の管轄区の中にあるウルグアイにあります。
ウルグアイ政府は仮想通貨市場にも関心が深く、多くの点でビジネスフレンドリーな地域なのだそうです。
免税、外貨取引の自由度、幅広い物流支援など、プロジェクトを始める上で非常に効率が良いと言えます。
完成された協同組合型銀行システムを目指す
「Moeda Loyalty Points」が目指しているのは、完成された協同組合型銀行システムです。
様々な社会的ニーズを満たす経済システムや確立された分散型の金融(完全)自律アソシエーションを完成させることで、ブロックチェーンによる協同組合型銀行システムの構築を目指します。
将来的にはスマートフォンを持っている利用者に向けて、誰でも手軽に銀行システムへアクセスできる環境づくりを目指しています。
すでにブラジル南米を中心に試みを行っており、信用協同組合のように個人向けの金融サービスの提供を行うための活動をしています。
「Moeda Loyalty Points(モエダ)」まとめ
今回はスマートフォン向け銀行システムを提供する「Moeda Loyalty Points」をご紹介しました。
プロジェクトの目的に掲げている協同組合型銀行システムが本格化すれば、その市場規模は非常に広いので、期待値も高いプロジェクトだと思います。
目的がはっきりしている分、今後どのように進展していくのか注目していきたいですね。