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「STASIS EURS(スタシス・ユーロ)」ユーロと価格が固定されたステーブルコイン!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「STASIS EURS(スタシス・ユーロ)」はStatis財団が発行する仮想通貨です。
名前からわかるように、ユーロと価格が固定されたステーブルコインであり、仮想通貨でのユーロ決済をより利用しやすくするために開発されていました。

「STASIS EURS(スタシス・ユーロ)」の概要

通貨名/通貨単位STASIS EURS/EURS
公開日2017年10月
最大発行数31,979,207 EURS
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://stasis.net/
公式ツイッターhttps://twitter.com/stasisnet
公式テレグラムhttps://t.me/STASIS
購入可能取引所ABCC,Bitibu,DDEX,DSX,HitBTC,Kuna,Kyber Network

「STASIS EURS(スタシス・ユーロ)」はユーロと価格が固定されたステーブルコインとプロジェクトの名称です。

実世界の資産をブロックチェーンによって管理することを目的にしたプロジェクトであり、ユーロの流動性をより高めることを目的にしています。

また、四半期ごとに世界的な四大会計事務所(Big4)の二つ、Ernst & Young(アーンスト&ヤング)、Pricewater house Coopers(プライスウォーターハウスクーパース)がブロックチェーンや資金の流れの検証を行っており、運営・利用者が公平に利用することが出来るプラットフォームを目指しています。

「STASIS EURS(スタシス・ユーロ)」の特徴

ユーロと価格が固定されている仮想通貨

「STASIS EURS」はユーロと価格が固定されいるステーブルコインです。

仮想通貨は低コストな海外送金や、高速トランザクションが従来の法定通貨には無い大きなメリットですが、まだまだ投機対象としての側面が強く価格が不安定です。
価格が不安定なままだと本来の目的であったはずの決済方法として利用しづらいという問題がありました。

「STASIS EURS」をはじめとするステーブルコインは、そう言った仮想通貨の課題に対するソリューションとして期待されているコインです。

価格が法定通貨に依存しているため急激な価格の乱高下が無く、一般的な決済やビジネスとしても利用しやすいというメリットがあります。

この価格の裏付けは「STASIS EURS」を発行するStatis財団が保管してあるユーロであり、全てのコイン保有者は常に即座にユーロへ交換することができます。

スマートコントラクト

「STASIS EURS」はイーサリアムベースのERC20トークンです。
そのためイーサリアムベースの他の通貨と同じウォレット内で保管できるというメリットがあります。

またイーサリアムで有名な契約の履行を自動化するスマートコントラクトも実装しています。

本来は人間が行っていた契約に関する複雑な処理を、事前に設定した内容で自動的に実行することが出来ます。
これによってブロックチェーン全体の処理を軽くし、悪質な第三者によるハッキングなどのリスクも非常に低いです。

機関投資家をターゲットにしたプロジェクト

「STASIS EURS」は一般的な仮想通貨投資家だけではなく、特定の企業などに属する機関投資家をターゲットしたプロジェクトでもあります。

そもそも仮想通貨は価格が不安定であるため、巨額の資金を投入して投資を行う機関投資家にとってはリスクが非常に大きい市場です。

「STASIS EURS」をはじめとするステーブルコインは価格が法定通貨と固定されているため、従来の仮想通貨のような高いボラティリティがありません。
そのため機関投資家の市場への参加を促進することができ、市場をさらに活性化させようとしています。

「STASIS EURS(スタシス・ユーロ)」まとめ

今回はユーロと価格が固定されたステーブルコイン「STASIS EURS」をご紹介してきました。
価格が不安定な仮想通貨を決済として利用するためのソリューションとして、ステーブルコインの需要は高まりつつあります。

米ドルやウォンのステーブルコインは複数存在しますが、「STASIS EURS」のように公的な認可を受けたユーロのステーブルコインはこのプロジェクトのみなので、今後の展開に期待したいところですね。