この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- アメリカのブロックチェーンスタートアップのSteemitが7割の社員を解雇。
- 原因には仮想通貨市場の相場の落ち込みがある。
- 2017年はブロックチェーン企業への就職を夢見る者が多かったが、2018年は減少傾向に。
落ち込む仮想通貨市場、ブロックチェーン企業の社員削減か
米ブロックチェーン(分散型取引台帳)スタートアップ企業Steemitは先月、およそ7割の社員を解雇することを発表した。仮想通貨市場が予想以上に落ち込み、回復する目処が立たないことなどが理由だという。
7割もの社員を削減したことは大変驚きだが、同社は仮想通貨事業の開拓を諦めたわけではないという。
ただ、厳しい状況であることは間違いない。
dai06
米CNBCが報じたところによると、仮想通貨関連の求人数は2018年に入ったころをピークに減少が続いている。
17年には優秀な人材の約40%が最も就職してみたい先としてブロックチェーン業界を挙げていたものの、足元ではその割合は20%を下回っているという。
2017年末のイケイケドンドンな印象は2018年に入り、一気に落ち着いてしまった。相次ぐ流出事件、詐欺、相場の下落。仮想通貨にとってマイナスな事象が続いてきた。
dai06
米大手仮想通貨取引所Coinbaseの担当者も「19年1月から社員数は現状の倍以上になる予定です。現時点でフルタイムの社員は約630人、契約社員を含めれば1000人を超します。
厳しい局面を迎えている企業がある一方で、好調なのが大手だ。
黎明期はすでに終りを迎え、仮想通貨関連企業は淘汰される時代へ突入したのかもしれない。
dai06
ソース元http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1812/20/news083.html