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合成麻薬に爆弾脅迫、アメリカに迫るビットコインによる危険

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. アメリカで中国業者が生産する合成麻薬「フェニンタル」が流通。多くの死者が出ている。
  2. 取引には暗号化されたメッセンジャーアプリやビットコインが用いられている。
  3. ニューヨークなどの全米各地やカナダでは、ビットコインを要求する爆弾脅迫メールも。

ビットコインが犯罪の温床と原因に、トランプ大統領はどう対処する?

米疾病対策局(CDC)の発表として報じた内容によると、17年の米国の薬物の過剰摂取による死者は約7万人で、交通事故の死者のピークより高い。そのうち、フェンタニルによる死者は約2万8000人で、13年の3000人から急増している。

フェニンタルは合成オピオイドの一種とされる薬物。モルヒネの50~100倍ほども強力とされ、オハイオ州が押収件数3800件とトップに。

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詳細な量は把握されていないが、中国からメキシコやカナダに渡り、米国に持ち込まれるものもあるという。暗号化されたメッセージアプリやビットコインなど仮想通貨の普及も、こうした取引の温床となっているとされる。

トランプ大統領は習近平主席と2018年12月に首脳会談に臨んだ。その後のホワイトハウスの声明文では、話題になっていた貿易問題よりも先に中国にフェニンタルの規制強化を求めた旨があったという。

ビットコインなどの仮想通貨はその特性上足がつきにくく、問題の元を断つ方が良さそうだ…。

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米大統領経済諮問委員会(CEA)は、オピオイドの蔓延による経済損失は2015年で5040億ドル(約57兆円)、国内総生産(GDP)の2.8%にまでのぼると試算。日本の国家予算の半分以上にのぼる金額だ。

アメリカを取り巻く薬物の問題は決して無視できるようなものではない。薬物のせいで多くのアメリカ人を失い、多くのお金を失っている。

仮想通貨に関連する犯罪も多様化しており、イメージダウンは必至だ。※ニューヨークやカナダでの13日の爆弾脅迫メールに関しては信憑性がないという。

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ソース元https://globe.asahi.com/article/12002710