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「ODEM(オーデム)」は、手ごろな価格で高品質な教育を提供するために生まれたプロジェクトです。
オンデマンド教育という新たな市場の中で、今後の発展が期待されているプロジェクトの一つです。
「ODEM(オーデム)」の概要
通貨名/通貨単位 | ODEM/ODE |
公開日 | 2018年3月 |
発行数 | 268,946,131 ODE |
ホワイトペーパー | https://drive.google.com/file/d/1ftt62YNWyYISQQj3JBUdY1FvDKJRHXzr/view |
公式サイト | https://odem.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/odem_io |
購入可能取引所 | BITBOX,Bitforex,Ethfinex,YoBit,DragonEx, |
「ODEM(オーデム)」は住む地域や金銭的な理由によって生まれる教育格差を埋めるために誕生したプロジェクトです。
ブロックチェーン技術を利用したスマートコントラクトベースの支払いプラットフォームを使うことで、学びたい人と教育者を直接つなぎ合わせます。
学生と教育者の間に仲介者は存在せず、契約の履行から実際の教育過程全てがP2Pで直接行われます。
従来のオンライン学習は、実際の教室で行われる学習よりも劣化しまうというのが定説でした。
その理由は諸説ありますが、教育者と学生のコミュニケーションが取りにくかったり、テストなどで完全な不正を防ぐことができないからです。
「ODEM」はそういったオンライン学習の弱点を克服するため、どこでも学びの場を提供し、様々な取り組みを行っていくとしています。
ICO時点でその注目度は非常に高く、セールが開始される前からいくつかのコミュニティが生まれていました。
教育分野に目を向けたブロックチェーンプロジェクトはまだまだ数が少なく、興味のある人も多いのが伺えます。
「ODEM(オーデム)」が解決する教育の課題
現在の教育は様々な問題点があります。
まずは「ODEM」を利用することで解決されるそれらの課題を見ていきましょう。
地域ごとの教育格差
世界には勉強をしたくでもできない子供たちがたくさんいます。
地域に学校がなかったり、教育意識がまだ低く、国策として教育分野の発展を行っていない国では通学に数日かかるという人たちもまだ多いのが実情です。
私たち日本人でも、学校に数時間かけて通学しているという人はザラにいますよね。
「ODEM」は、こう言った地域ごとの教育格差をオンライン学習という方法で無くしていきます。
高い教育費
先進国では、教育費が年々上がっていくということも問題視されています。
日本では国立大学の年間学費が平均535,800円も必要になるとの発表が出ており、30年前と比べて約20万円以上も伸びています。
こう言った教育の負担は今後も増えていくと言われており、奨学金地獄という言葉も最近生まれましたよね。
「ODEM」を利用すれば、大学と同品質の教育をより安価に受けることができます。
「ODEM(オーデム)」の特徴
配信を使ったオンデマンド教育
「ODEM」は全ての教育課程をライブ配信や電子教科書を使って提供しています。
もちろん教育者に直接質問することが可能で、実際の教室との差は一切ありません。
ライブカメラを使っているので教師も迷っている生徒へアプローチしやすく、双方向の教育システムを提供します。
もちろん声だけではなくチャットを使ったコミュニケーションも可能で、生徒同士、または教育者同士のコミュニティを作成することも可能です。
スマートコントラクトベースの支払いシステム
「ODEM」の支払いにはスマートコントラクトというシステムが使われています。
イーサリアムで有名なスマートコントラクトは、契約を自動的に履行することができる技術です。
スマートコントラクトを利用すれば、授業料に含まれる仲介手数料など余計な費用がかかりません。
こういった細かい負担を減らすことで、全体の費用を下げることが可能になっています。
「ODEM(オーデム)」まとめ
今回はオンデマンド教育分野に特化したプロジェクト「ODEM」をご紹介してきました。
教育の差をなくすことは、新たなソリューションを生み出すための重要な課題の一つです。
需要も決して無くなることはないので、今後の展開に注目していきたいプラットフォームですね。