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「BosCoin(ボスコイン)」は2017年に韓国で生まれた自己進化型プラットフォームです。
トラストコントラクトと呼ばれるブロックチェーン上で契約を作成し、実行するフレームワークを提供しています。
「BosCoin(ボスコイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | BOScoin/BOS |
公開日 | 2017年5月10日 |
発行数 | 5,000,000,000 BOS |
ホワイトペーパー | - |
公式サイト | https://boscoin.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/boscoinio |
購入可能取引所 | BITBOX,KuCoin,HitBTC,CoinBene |
「BosCoin(ボスコイン)」は韓国発の仮想通貨プロジェクトです。
2017年公開と比較的新しい仮想通貨ですが、大手取引所kucoinに上場を果たしたことで注目を浴びました。
トラストコントラクトと呼ばれるブロックチェーン上で契約を作成・実行するフレームワークを提供するプラットフォームであり、主に信託契約で利用されることを目的としています。
Modified Federated Byzantine Agreementというエネルギー効率がよく、トランザクションの際にレイテンシ―(遅延)が少ないアルゴリズムを用いて開発されており、その他多くの仮想通貨の問題を克服することを目指しています。
現在はまだ取引できる場所が少ないものの、今後は海外取引所への上場も視野に入れた開発を行っていくとしています。
「BosCoin(ボスコイン)」の特徴
トラストコントラクト
「BosCoin」は、トラストコントラクトという契約を自動的に作成・実行するフレームワークを提供するためのプラットフォームです。
契約の履行を請け負うフレームワークとしては、イーサリアムのスマートコントラクトが有名ですよね。
トラストコントラクトはスマートコントラクトの弱点を克服した新たなフレームワークと言われています。
一般的なプログラミング言語で開発できる
スマートコントラクトは、専用の専門的なプログラミング言語で書かれる場合が多く、知識のない人にはその内容がわかりません。
言語が読めないと内容が確認できないだけではなく、新たな技術者も生まれにくいため業界が育ちにくいと言われています。
トラストコントラクトは、一般的なプログラミングで使われる言語で開発することができます。
これにより最低限プログラミングの知識があれば、誰でも契約内容の確認や更新を行うことが可能で、新規技術者も参入しやすいです。
ブロックチェーン上で展開
トラストコントラクトはブロックチェーン上で展開されるフレームワークです。
そのため仲介者を必要とせず契約の作成と実行が可能で、その内容を他者に見られることもありません。
当然ブロックチェーン上の情報は暗号化されているため、ハッキングなどにも強いという特徴があります。
コイン保有者が投票で方向性を決める
「BosCoin」のプラットフォームでは、40,000BOS以上のコイン保有に対してプロジェクトの方向性を決める投票に参加することができます。
「BosCoin」は新規発行されるコインが公共予算口座に入っており、投票する人はその口座にプールされている予算の使い道を決定するために投票を行います。
公共予算口座にプールされているコインは開発者でも勝手に引き出すことはできず、投票結果に準じた使い方をしなければ常にロックされた状態になっています。
「BosCoin(ボスコイン)」まとめ
今回はトラストコントラクトというフレームワークをていきょうするプラットフォーム「BosCoin」をご紹介してきました。
現在はまだまだ注目度が高いとは言えませんが、トラストコントラクトの有用性が知れ渡れば、価格も上昇していくかもしれません。