この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- マイニングの膨大な電力消費が、地球温暖化に多大な影響を与える。
- 1回のビットコイン取引は、一般家庭1世帯の1週間分の電力を消費するという。
- ビットコインのマイニングのおいても大量の電力を消費しており、30年位内に地球の気温は2℃上昇する可能性がある。
ビットコインが地球の気温を2℃上げるって本当?
ハワイ大学の科学者チームによると、ソフトウェアベースの通貨であるBitcoinは膨大な量の電力を消費するため、この技術が普及すれば、2048年までに地球の気温がセ氏2度も上昇する可能性があるという。
30年後の2048年もビットコインが存在しているかはわからない。電力に代わるエネルギーが登場している可能性もある。しかし、ビットコイン取引・マイニングが大量の電力を消費していることは事実で、2018年の現在は問題視すべきだろう。
dai06
ハワイ大学の科学者チームの論文
「Bitcoinの使用に関しては、グローバルでのキャッシュレス決済がまだ小規模にもかかわらずカーボンフットプリントが大きくなっているという点、最新技術の下で広く使われる可能性がある点から、環境面への懸念が生じている」
カーボンフットプリントは原材料を仕入れ、製造し、輸送し、消費し、廃棄するまでの過程における電力や燃料の消費を通して出るに温室効果ガスを二酸化炭素に置き換えたものを指す。
今すぐではないにせよ、ビットコインが間接的ではあるが大量の二酸化炭素をつくりだし、環境に悪影響を与えるらしい…。
dai06
セ氏2度の気温上昇が重視されるのは、それを超えると気候変動が地球に壊滅的かつ不可逆的な影響をもたらすと科学者らが予想しているからだ。
気温上昇によって予想されるのは海面上昇や異常気象の増加だろうか。これらは私達の生活だけでなく地球の存在そのものを脅かす可能性がある。
相次ぐ詐欺・流出などの問題に加え、今回は環境問題…。私達は仮想通貨との付き合い方を今一度考え直さなければならない段階にきたようだ。
dai06
ソース元https://japan.zdnet.com/article/35128016/