「Telcoin(テルコイン)」は、仮想通貨のモバイル決済や円滑な送金サービスを提供するためのプロジェクトです。
開発元企業はシンガポールに本社がありますが、プロジェクトとしての拠点は東京を本拠地としています。
「Telcoin(テルコイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | Telcoin/TEL |
公開日 | 2017年11月11日 |
発行数 | 100,000,000,000 TEL |
ホワイトペーパー | https://www.telco.in/docs/whitepaper.pdf |
公式サイト | https://www.telco.in/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/telcoin_team |
購入可能取引所 | KuCoin,HitBTC,IDEX, EtherDelta |
「Telcoin(テルコイン)」は仮想通貨のモバイル決済と、円滑な送金サービスを提供するために発足されたプロジェクトです。
ビットコインを含めた多くの仮想通貨は国際送金において法定通貨よりも有利と言われているものの、スケーラビリティ問題による手数料の増加など、まだまだ完璧とは呼べません。
「Telcoin」はこういった仮想通貨が決済に利用されるための課題を解決し、より安定した送金を可能にするたるためにシンガポールの企業が中心となって発足されました。
注目したいのはモバイル端末を用いた送金に力を入れているところで、専用のアプリを用いて簡単に仮想通貨を送金することを提案しています。
金融サービス格差で生まれる、仮想通貨の送金格差
これを読んでいる皆さんは、仮想通貨取引を行う際、どのようにトークンを購入しているでしょうか。
ほとんどの人が銀行口座かクレジットカード番号を取引所に登録して購入いるのではないでしょうか。
銀行やクレジットカード会社などの金融サービスは非常に便利なものですが、世の中にはこういった金融サービスを利用できる人ばかりではありません。
世界の成人人口の内、35%が銀行口座をもっておらず、クレジットカード保有者はさらに少ないのです。
これは銀行が近くになかったり、金融機関が機能していない国に住んでいる人たちがまだまだ多いことを意味しています。
銀行口座やクレジットカードを作りたくても作れない人がたくさんいるんですね。
「Telcoin」はこういった金融サービス格差によって生まれる仮想通貨送金の格差をなくすため、仲介となる金融サービスを利用しなくても仮想通貨取引ができる環境を整えてくれます。
「Telcoin(テルコイン)」の特徴
金融サービス格差を埋めるためのプロジェクト
「Telcoin」は仮想通貨を利用して金融サービスの格差を埋めようというプロジェクトです。
ブロックチェーン上に誰でもアクセスすることができるプラットフォームを形成することで、特定の金融機関などにわざわざ赴かなくても自由な取引が可能になります。
モバイル端末を用いて簡単に利用することができる
詳しい知識がない人でも簡単に利用できるよう、普段から使い慣れているモバイル端末などにアプリケーションとしてソフトをダウンロードして使えるのも特徴的です。
日本では銀行などの金融サービスを受けたい場合は、直接店舗に赴き登録を済ませる必要があります。
しかし「Telcoin」はブロックチェーン上で必要な情報を打ち込むだけで全て完結します。情報は全てブロックチェーン上で暗号化されて管理されるため非常に安全です。
利用のしやすさと安全性が両方成り立っていることで、より新規参入者を増やす狙いもあります。
細かい個人情報は必要ない
「Telcoin」は利用することに特定の個人情報を入力する必要はありません。
通貨を購入するために支払いの情報は必要ありますが、それを除けばプラットフォーム上で新たに名前や住所を登録する必要はなく、誰でも手軽に入ることが可能になっています。
「Telcoin(テルコイン)」まとめ
今回は簡単にモバイル端末を使った金融サービスを提供する「Telcoin」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
今後仮想通貨が普及していくためには、より簡単に利用できなおかつ安全性も確保しなくてはいけません。
今後どのようにプロジェクトが進展していくのか楽しみですね。