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「SmartMesh(スマートメッシュ)」はスマートフォンやオンボードデバイスをネットを使わずにつなげるためのプロジェクトです。
ここで言うネットとは従来のインターネットという意味で、「SmartMesh」では代わりとなるブロックチェーンネットワークを構築しています。
「SmartMesh(スマートメッシュ)」の概要
通貨名/通貨単位 | SmartMesh/SMT |
公開日 | 2017年9月 |
発行数 | 3,141,592,653 SMT |
ホワイトペーパー | https://smartmesh.io/SmartMeshWhitePaperEN.pdf |
公式サイト | https://smartmesh.io/ |
公式ツイッター | @Smart_Mesh/">https://twitter.com/@Smart_Mesh/ |
購入可能取引所 | Huobi,Gate.io,HitBTC |
「SmartMesh(スマートメッシュ)」は従来のインターネット環境とはまったく別の環境を用いたIoT分野に特化したプロジェクトになります。
ブロックチェーンを用いた新しい形のネットワークを構築し、従来のネット環境とは全く違う通信航路からデジタル決済と取引を可能にしています。
「SmartMesh」にはブロックチェーンライトノードが内蔵されており、常にネットワークが拡張していきます。
ネットワークの状況を随時監視しブロックチェーンに記録しておくことで、ネットワークに重大なトラブルが発生したとしても自己修復が可能になります。
近接通信速度と通信帯域幅は従来のインターネットより高くなっており、多くの通信を処理しても遅延が起きにくくなっています。
「SmartMesh(スマートメッシュ)」の特徴
Mesh Network(メッシュネットワーク)
「SmartMesh」を使えば、利用者がそれぞれ独自のネットワークを形成することが可能です。
デバイス自体がネットワークの中継器を果たすマルチポップと呼ばれる機能を利用し、複数のデバイスを介して長距離のネットワークを構築します。
このネットワークはMesh Network(メッシュネットワーク)と呼ばれており、範囲外のノード通信ギャップを埋めることが可能になっています。
利用者は最適化されたツールに簡単な設定をするだけで、これらのサービスを利用することができます。
SmartMeshプロトコル
「SmartMesh」はブロックチェーン技術をベースに構築されたIoT基盤プロコトルとして機能しています。
ブロックチェーンのライトノードが組み込まれており、様々な機能を拡張してインターネットとは別のマイクロペイメントを実現します。
ネットワークの情報は暗号化され、常に安全な状態で保たれます。
インセンティブとしてSMTを受け取ることができる
Mesh Networkに使われているマルチポップ技術ですが、実は2000年代初頭からすでに注目を集めていました。
しかし、見ず知らずの人の通信データが自分のデバイスを通過するということに安全性が保証できなかったこと、また中継役となったデバイスの所有者には、なんのメリットもなかったため普及はしませんでした。
「SmartMesh」では、誰かがMesh Networkを介してデータ通信を行うと、データが通過したデバイスにSMTが自動で支払われる仕組みになっています。
これはマルチポップという機能を普及させるため、そして分散型ネットワークを形成するために非常に重要な意味を持ちます。
IoT分野での利用を目的として開発されている
IoTとは、モノとインターネットを繋げて新たな経済圏を生み出そうとする分野です。
私たちの身の回りでインターネットに繋がっているモノと言えば、スマートフォンやパソコンが思い浮かびますよね。
IoT分野では今まではインターネット環境とはあまり縁のなかったモノをネットデバイスとして普及させようとするプロジェクトが多いです。
例えば車や家電などがネットにつながれば、常に新しいデータを更新して環境に応じて変化をもたらすことが可能になります。
技術的なトラブルが発生した場合、新しいデータをアップデートするだけで知識がなくても原因を探ることができ、今後非常に普及が期待されている分野です。
「SmartMesh」の場合はあらゆるモノをMesh Networkの中継器として連携させようと考えています。
「SmartMesh(スマートメッシュ)」まとめ
今回はインターネットとは別のネットワークを構築するプロジェクト「SmartMesh」をご紹介させていただきました。
IoT分野ではインターネットとは別のネットワークを形成することが発展の課題とも言われていました。
プロジェクトとしても「SmartMesh」と非常に相性がよいことがわかりますね。
IoT分野とブロックチェーン技術はそれぞれ発展が期待されていいます。
今後の展開が非常に楽しみです。