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「Aion(アイオン)」はブロックチェーン同士を繋ぎ、利用者に自由な取引を提供するプラットフォームです。
別々のブロックチェーンを直接つなぎ合わせることで仮想通貨の直接取引を可能にします。
「Aion(アイオン)」の概要
通貨名/通貨単位 | Aion/AION |
公開日 | 2017年9月25日 |
発行数 | 465,934,587 AION |
ホワイトペーパー | https://aion.network/whitepapers.html |
公式サイト | https://aion.network/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/Aion_Network |
購入可能取引所 | Binance,Kucoin |
「Aion(アイオン)」は別々のブロックチェーンを直接つなぎ合わせ、仮想通貨取引をより自由に行うためのプラットフォームです。
現在は仮想通貨取引所を利用して通貨を交換するのが主流ですが、直接仮想通貨の交換ができるようになればより簡単に低コストなやり取りが可能になります。
「Aion」プラットフォームが浸透すれば仮想通貨取引所に未だ上場していない優秀な草コインへの投資や、新規プロジェクトの発足もより活発になることが期待できます。
複数のブロックチェーンを一つのプラットフォームからアクセスすることが可能になれば、サービスの利用する際の手間もなくなり、業界全体の活性化にもつながっていきます。
今後仮想通貨やブロックチェーン技術を利用したサービスが増えてくれば、「Aion」プラットフォームの需要はより高まっていくでしょう。
「Aion(アイオン)」の特徴
EEA参加組織によって運営される信頼性のある仮想通貨
「Aion」を運営しているのは、仮想通貨イーサリアムを事業として使うことを目指す団体「Enterprise Ethereum Alliance(EEA)」に発足当初から加入している組織です。
EEAでは団体からの援助などもあり、開発資金が安定的に獲得できると言われています。
プロジェクト自体が途中でとん挫するなどの可能性が低く、拡張性がある業界であるため、投資先としても非常に信頼のおける仮想通貨と言えます。
スケーラビリティ問題の対策もしている
ブロックチェーンにはそれぞれブロックを生成する際に、サイズに制限が設けられています。
しかし取引量が増えることでそのブロックサイズを超える取引を処理しなくてはならない場合、サイズ以上のブロックは無効になり、ネットワークから自動的に削除されてしまうのです。
これにより処理に時間がかかり、取引手数料も上昇してしまいます。
スケーラビリティ問題と呼ばれるこの現象の克服は、仮想通貨を普及させる上で非常に重要な課題として注目を浴びています。
各仮想通貨が様々な方法でスケーラビリティ問題を対策している中、「Aion」はプラットフォーム内で自由にブロックチェーンを構築する仕組みを作り改善しました。
ブロックチェーンは利用者が自由に構築できるため、常に拡張し続けます。
これにより取引データの受け皿が増え、膨大な量のデータ処理に対応できるのです。
将来的には仮想通貨取引をより身近にできる
現在、仮想通貨プロジェクトはより完成度の高いものを作ろうと、競争し合っています。
より優秀な仮想通貨の開発に成功すれば、それだけ注目度も高く保有者が増えていきます。
しかし「Aion」プラットフォームは、他の仮想通貨プロジェクトと連携をするような形で開発を進めてることで、長期的に愛されるプラットフォーム作りを目指しています。
ブロックチェーン同士を直接つなげることで、取引所を介さずに仮想通貨取引を行うことができる「Aion」プラットフォームでは、仮想通貨が増えれば増えるほどその必要性が増していきます。
開発側だけでなくより手軽に多くの種類の仮想通貨を取引できる環境が整えば、様々な恩恵を平等に利用者に提供することが可能になります。
「Aion(アイオン)」まとめ
今回は異なるブロックチェーン同士をつなぐプラットフォーム「Aion(アイオン)」をご紹介してきました。
長期的に需要のある分野ですし、非常に期待が持てるプロジェクトですよね。
現状まだ知名度が高いとは言えませんが、業界が発展する限り長期的な投資先としても期待できるプロジェクトだと思いました。