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「Gods Unchained TCG(ゴッド アンチェインド ティーシージー)」はブロックチェーン上に構築されるカードゲームです。
いわゆるトレーディングカードゲーム(TCG)という自分でデッキを構築して遊ぶカードゲームであり、定期的に開催されている大会では約2億円の賞金がもらえるようです。
「Gods Unchained TCG(ゴッド アンチェインド ティーシージー)」の概要
開発元 FUELGAME
公式サイト https://godsunchained.com/
公式ツイッター https://twitter.com/godsunchained
「Gods Unchained TCG(ゴッド アンチェインド ティーシージー)」はブロックチェーン上で遊ぶトレーディングカードゲーム(TCG)です。
仮想通貨を使ってカードを入手しデッキを組んで、実際に行われる大会に優勝するとプレイヤーがカード購入に使った仮想通貨プールから賞金が分配されます。
多言語に対応したプラットフォーム作りがされており、世界中にプレイヤー数を伸ばしつつあります。
すでに日本語化ローカライズも終えて、日本人プレイヤーもSNSなどでチラホラ見えますね。
第1回大会は2019年初めに開催されるらしく、プレイヤーはそれに向けて日々デッキを強化しています。
「Gods Unchained TCG(ゴッド アンチェインド ティーシージー)」ってどんなゲーム?
分散化したオーナーシップ
「Gods Unchained TCG」はイーサリアムのベースの分散型アプリケーションであり、カードのデータはスマートコントラクトを用いてイーサリアムブロックチェーンに書き込まれています。
プレイヤーが「Gods Unchained TCG」の中で入手したカード情報も当然ブロックチェーン上で管理されているため、プレイヤー自身がカードの所有権を持つことができ、実際に交換や売買などを行うことができます。
数に制限が課せられているものがあるため、データといえど希少性という概念が存在します。
そのためカードごとに資産としての価値が変わり、より深みのある楽しみ方が可能になっています。
基本的なルール
「Gods Unchained TCG」は「遊戯王」や「MAGIC: The Gatharing」などでTCGの主流となったターン性のカードバトルです。
プレイヤーは自分のコレクションの中から30枚のデッキを自由に組み上げ、自分の「神(ゴッド)」を選択し、体力を0にするまで戦うことになります。
カードにはそれぞれ下記のようなタイプが設定されています。
怪物(クリーチャー)
魔法(マジック)
武器(ウェポン)
特殊カード(「神(ゴッド)」など)
プレイヤーはこれらのタイプに応じた「マナ」というエネルギーを受け取り、この「マナ」をコストとしてカードをプレイしていきます。
カードはそれぞれ効果が異なり、より強力なカードを出すときにはたくさんの「マナ」が必要になります。
特殊カードである「神(ゴッド)」だけはやや特別で、プレイヤーはターンごとに自分の「神(ゴッド)」の特殊効果である「ゴッドパワー」を使うことが可能です。
「ゴッドパワー」にもランクがあり、「神の究極技(究極パワー)」は1バトルに一度しか使うことができません。
紹介プログラムで報酬を得られる
プレイヤーはゲームリンクをSNSなどでシェアし、誰かがパックを購入すると紹介料としてETHを受け取ることができます。
紹介手続きはイーサリアムのスマートコントラクトを用いて自動で行われるため、面倒な処理などは必要がありません。
また紹介プログラムによって受け取った報酬は常に公式サイトで確認することができ、もらった報酬を使ってパック購入をすることも簡単にできます。
「Gods Unchained TCG(ゴッド アンチェインド ティーシージー)」まとめ
開発にはContinue CapiralやCoinbaseなどの有名企業も出資しており、開発元の気合の入れようが伺えます。
公開まもなく賞金額の高い大会を開催するなど、非中央集権的に稼働する新たなEスポーツ競技を作ろうとしている気がしますね。
今後プレイヤーの数も増えれば様々な戦略も登場すると思いますし、将来性のあるプロジェクトだと思います。