このニュースを三行で解説↓
- Banco Santander TottaがBitcoinに関するトランザクションを無断でブロック。
- 独断的な判断で運営されているBanco Santander Tottaに非難高まる
- Banco Santander Tottaから、Bitcoin関係の取引きを再開する声明は発表されていない。
ポルトガル銀行Santander Totta、Bitcoinに関連するトランザクションをサポート
ソース元 https://www.ccn.com/portuguese-bank-santander-totta-backs-allows-bitcoin-related-transactions/
今週初めにCCNは、Banco Santander Totta(ポルトガル リスボンの銀行)が、Bitcoin関連の取引を阻止していると報告した。
金融機関に認可されている金融商品で、表向きは取引が行われているとしているにも関わらず、Santander Tottaは、BitstampやCoinbaseのような一般的な仮想通貨取引所とのやり取りを拒否していた。
従業員は、CoinbaseのIBANコード(口座番号のようなもの)を使用してトランザクションをブロックするよう内部指令が出ていることを明らかにした。
これに伴い、コンシューマーウォッチドッグ(納税者と消費者の利益のために提唱する非営利組織)は銀行の動きを「既知の法的根拠はない」と叱責した。
これらに対し、Banco Santander Totta側は下記のように述べた。
Banco Santander Tottaは、ユーザーにいかなる措置も採択していない。Banco Santander Tottaは、すべての業務に適用される監督ルールや法的規制に従う必要があると考えている。
しかし、地元のメディアECOによれば、利用者がBanco Santander Tottaでは処理ができなかったが、直接Coinbaseに資金を送金したところ問題なく処理されたことを確認したことで、反発はBanco Santander Tottaに向いた。
ポーランド議会に1000人分の署名が集まった後、それに呼応して、様々な訴訟が起こっている。これらの申し立てのほとんどはSantander Tottaが顧客の関心を無視して、独断的な判断で運営されていると非難するものだった。
さまざまなユーザーがKraken(海外の仮想通貨取引所)のような、他の仮想通貨取引所とやり取りできると伝えられているため、Santander Tottaの封鎖は一見不可解なもののように思えた。Banco Santander Tottaは、Bitcoin関連の取引を再度開始する声明をまだ発表していない。
一方、銀行を叱責した同じ組織DECOは、財務省と消費者防衛を担当する欧州委員会に、仮想通貨益を課す提案を出した。