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過疎の岡山県西粟倉村、全国初の自治体ICOへ

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 林業が活発も過疎状態にある岡山県の西粟倉村が、全国初の自治体によるICOを実施することがわかった。
  2. 発行する独自の仮想通貨は「Nishi Awakura Coin(NAC/ナック)」で、イーサリアムで購入できる。
  3. NACを通して集めた資金は村のローカルベンチャーの事業資金に充てられ、村の活性化に寄与する。

過疎を救え!岡山県西粟倉村発行の仮想通貨NAC

独自の仮想通貨を発行し、一般の人々に買ってもらって資金を集めるICO(Initial Coin Offering)。全国で初めて岡山県西粟倉村が手がけると6月13日、発表された。

西粟倉村は岡山県の北部にある小さな村。村の95%が森林で林業が盛んだが、過疎村といわれる村のひとつだ。

ただ、ベンチャー企業などの誘致・支援などに積極的で、「百年の森構想」というプロジェクトなどにより、状況の打開を図っている。

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この百年の森林構想の中心的役割を担っている「西粟倉森の学校」が、ブロックチェーンの技術開発をする福岡県飯塚市の企業「chaintope」などと関わりがあったことから、「ICOを地方自治体でも実施できるのではないか」と村に提案。

この構想により村は上向き始めている。主力である「百年の森構想」による林業の拡充はもとより、今回のICOも村民の新たな希望となるはずだ。

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この方法で、集めたETHを現金と交換し、村にあるローカルベンチャー企業や、この取り組みで「新たに事業を起こしたい」と村へ来る企業の新事業に資金を投入する。

(中略)

交通系ICカードのSuicaやPASMOのように、西粟倉村で生産された家具などを、NACで買える。そしてNACを通じてこの村を知ってもらい、海外からの集客を見込めるような経済圏を目指しているという。

事業の資金となるだけでなく、ちゃんと通貨として使えることを計画しているようだ。

これにより限られていた西粟倉村の経済圏は大きく広がり、村が富み多くの人達が流入するきっかけとしたいところだろう。

西粟倉村のICOが成功すれば、過疎で苦しむ他の地域の光になるに違いない。

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ソース元https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/14/nishiawakura-coin_a_23458660/