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イーサリアムとカルダノを作った男、チャールズの5年間

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 30歳のアメリカ人起業家チャールズ・ホスキンソンは、イーサリアムとカルダノの立ち上げに携わった。「なにかしようと思う人はとにかく続けてほしい」と彼は語る。
  2. そんな彼も2010年に”サトシ”の論文を読んだ時、「面白いとは思ったが機能しないと思った」と語る。
  3. しかし、2014年からはヴィタリック・ブテリンが作ったイーサリアムのビジネス構築を担い、2017年9月にはカルダノをリリース。世界でも6,7番目の規模の仮想通貨へと押し上げた。

継続は力なり!チャールズが語るこれまで

5年前に仮想通貨にのめり込んで以降、「イーサリアム」と「カルダノ」という、世界で十指に入る、2つの仮想通貨の立ち上げに携わった30歳の起業家がいる。アメリカのコロラド州出身のチャールズ・ホスキンソンだ。

仮想通貨に関心がある人なら絶対にチェックしておくべき人物、それがチャールズ・ホスキンソンだ。彼は医師の多い家庭に生まれたが、大学では数学を勉強。卒業後はソフトウェアの開発などを仕事にしたという。

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研究者としてのキャリアも意識しないではなかったが、結果として、その道を選ばなかった。「大学院に行き、博士課程を修了して、おもしろい事ができるようになるまで、10年かかる。それだと飽きてしまう」と思った。

昔から”新しいもの”への関心は人一倍強く、自ら作り出すことに彼は興味を持っていたようだ。

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チャールズは2010年ごろ、サトシの論文を読んだという。

「概念としては完璧だし、本当におもしろいアイデアだとは思ったけど、絶対に機能しないと思った。だって、通貨にはみんなの思い込みが必要だから」と話す。

彼が言うように通貨はそれが通貨だという”思い込み”が必要だった。ましてや物質的な形をもたない仮想通貨は、人々から疑念を抱かれてきた。

しかし、政府・銀行の関与を受け付けない仮想通貨の価値は少しずつ人々の間に浸透してきた。ある者はそれを作り、ある者はそれに投資する。チャールズの場合は前者だった。

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大阪には、イーサリアムで一緒に仕事をしたジェレミー・ウッドが暮らしていた。2014年の年末から2015年の年始にかけて、チャールズとジェレミーは、大阪のまちをぶらぶらしながら、ビジネスアイデアを話し合った。

2人が2015年3月に立ち上げた新しい会社が、IOHK(Input Output Hong Kong)だ。

喧嘩別れする形でイーサリアムを離れたチャールズが向かったのはまさかの大阪…!後に急成長を遂げるカルダノの原点がここにあったとは。

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「なにかをしようと思う人は、とにかく続けてほしい。必ず道はある。ひどい批判にもさらされるけど、正直に。なにか問題があるときは、みんなに、こんな問題があるんだと伝えればいい」

2013年にビットコインと出会ってからの5年間、チャールズの人生は大きく動き続けた。イーサリアムやカルダノ立ち上げ時には「機能しない」、「詐欺だ」といった批判を浴び続けたというが、結局は”続けた者が勝つ”という。偉大な起業家の成功の裏には、地道な努力があるということのようだ。

彼は今後どのようなプロジェクトを打ち出すのだろうか。2つの成功を手にした彼が打ち出すプロジェクトを無下にすることはもはやできない。

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ソース元https://www.businessinsider.jp/post-168039