- 本田圭佑も投資したというスマートコントラクトのためのセキュリティ会社「Quantstamp(クォントスタンプ)」が注目を集めている。
- クオントスタンプはブロックチェーンをより安全で使いやすいものにするべく、2017年7月に創業。AmazonやGoogleで働いた経験のある優秀な人材を揃える。
- 開発者は「QSP」トークンを使って、自身のスマートコントラクトをクオントスタンプが提供する自動テストにかけられる。このテストには多くのスマートコントラクトがテストされている。
スマートコントラクトを変えるクオントスタンプと本田圭佑の彗眼
創業者のリチャード・マとクオントスタンプについて
2017年11月にはICOにより3000万ドルを調達し、審査通過率3%ともいわれるシリコンバレーの名門スタートアップ養成所・Yコンビネーターに参加。そして2018年2月には、本田圭佑が手がける個人ファンド「KSK Angel」からの投資を受けている(金額は非公開)。
ここにも出てくるか本田圭佑の名前が…!彼は本当に手広いなぁ。
サッカー選手としての実績も十分な彼だが、これほどまでにサッカー以外での活躍も目覚ましいと、サッカーが単なる”複業”の1つでしかないようにも見えてくる…。
そしてクオントスタンプの成長も素晴らしい。彼は2016年6月のThe DAOのハッキング事件などを経て、大金を動かすシステムの致命的な損害に目を向けるようになったという。
dai06
──リチャードさんは、ブロックチェーンのどんなところに魅せられたのでしょうか?
ひとつは「境界のない世界」をつくれること。ブロックチェーンを使うことで、グローバルなビジネス、グローバルなコミュニティをつくることができるからね。
彼はブロックチェーンとスマートコントラクトの先を見据えて行動しているのだな…。本田圭佑が惹かれる理由もここに理由がある気がする。
dai06
リチャード・マ 本田圭佑との出会いについて
パチューカで本田の試合を観て、その後、彼の家で鍋を食べながら彼の夢が「テクノロジーによって貧困を撲滅すること」だと聞いた。現在の社会がいかに不公平な経済システムをつくりあげているか、そしてテクノロジーを使うことで世界をより平等なものにすることができないか──そんなことをディナーを食べながら話し合った。
両者ともに見えている世界、見ている景色の先が計り知れないな…。
仮想通貨は今やお金を稼ぐためのビジネスとしてだけでなく、ブロックチェーンを介し理想的な世界をつくるための手段になりつつある。
dai06
ソース元https://forbesjapan.com/articles/detail/20925/2/1/1