この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 英国の金融専門家マーティン・ルイス氏は、Facebookが自身の写真を使った仮想通貨の詐欺広告を掲載したことで、名誉が傷付いたと主張。訴状を提出する計画を明らかにした。
- 同氏はFacebookに自身が広告を出していないことを伝え、「広告が合法かどうかを問い合わせる必要があったのでは?」と、Facebookの対応不足を述べた。
- 2018年1月にFacebookは仮想通貨やICOの広告を禁止すること発表していたが、ルイス氏の写真を使った広告は2017年に50件以上掲載されていたという。
ルイス氏「Facebookは顔と文字認識のリーダーだろ?」と怒りの提訴!
英国の金融専門家 マーティン・ルイス氏
フェイスブックには、広告を掲載しないか、少なくとも掲載前にそれが合法なものかを私に問い合わせてほしいと依頼した。難しいことではないはずだ。何しろ、顔と文字認識のリーダーなのだから
”Facebook”だもんなぁ…。ルイス氏の非肉たっぷりの主張も一理ある。
dai06
マーティン・ルイス氏
「報告を受けても、多くは数日から数週間の間そのままにされている。ようやくフェイスブックが広告を削除しても、その直後に詐欺師らは同じようなキャンペーンを新たに立ち上げ、実にくだらないことがまた繰り返される」
ルイス氏の怒りのFacebook批判は止まらない。報告をしたにもかかわらず対応が遅かったという同氏の主張が真実ならば、未対応のFacebookへの訴訟は致し方ないことなのかもしれない…。
dai06
フェイスブックは1月に、仮想通貨やイニシャル・コイン・オファリング(ICO)広告などの「誤解を招いたり人を欺くプロモーション手法」を用いる広告を禁止すると発表した。フェイスブックを利用して、詐欺師らが稼ぐのも防ぐ目的がある。
CEOのザッカーバーグ氏がデータ流出問題で証人喚問に応じるなど、現在のFacebookを取り巻く環境には厳しいものがある…。
とはいっても世界最大級のSNSであることに変わりはなく、誠実な対応を続けることで信頼回復に努めたいところだ。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/british-finance-expert-to-sue-facebook-for-scam-cryptocurrency-ads