- 「Play to Earn(P2E)」の宝石採掘ゲーム「Brilliantcrypto」がBit2Meに上場する。
- Bit2Meはスペイン語圏最大級の仮想通貨取引所、BRILの取引やユーザー数増加に期待がかかる。
- 日本で行われたBRILのIEOは非常に人気だったが、その後価格は大きく下落している。
BRILの価格に影響大?Bit2Me上場に期待感
ゲーム大手コロプラのグループ会社であるBrilliantcrypto社が手がけるPlay to Earn(P2E)ゲーム「Brilliantcrypto」のゲーム内トークン「BRIL(ブリリアンクリプトトークン)」が、スペイン語圏最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所「Bit2Me」に9月10日に上場する。コロプラおよびBrilliantcrypto社が9月3日に発表した。
「Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)」は、デジタルの宝石を採掘するゲーム。つるはしNFTを所持していれば鉱山を所有することが可能で、自分はもちろん、ほかのユーザーにつるはしを貸し出して採掘を手伝ってもらうことができる。
採掘した輝石や宝石はゲーム内トークン「BRIL」に換えたり取引したりすることも可能だ。
NFT仮想通貨Leader編集部
上場によって、Bit2Meがサービスを展開する各国にBRILが上場することになり、特にブラジル地域においては、BRILpointがBRILに転換され、日本同様にトークンを直接ゲームで獲得することが可能になることから、さらなるユーザー拡大が期待されるとしている。
P2Eに限らないが、ゲームはアクティブなユーザーが多くいてこそ成り立つ。
Bit2Meへの上場によりユーザー数が増加し、BRILの価格が上向くこと、ゲームのプレイや取引が活発化することにかかる期待感は大きい。
NFT仮想通貨Leader編集部
IEOでの購入申し込みは、開始後わずか13分で調達目標金額の15億2000万円を突破。その後、申し込み金額は333億円、申し込み人数は7.94万人に達し、Coincheckによると同社が実施したIEO案件で過去最高を記録したという。
BRILは、6月17日に上場。取引開始直後には公募価格の21.6円から約5倍の99.66円まで上昇し、すぐに下落するというIEOに特有の荒い動きを見せた。
その後、7月中は公募価格を上回って推移したが、8月に入ると値を下げ、9月3日16時時点では13.6円付近となっている。
大きな話題を呼んだBrilliantcryptoのIEOだったが、その後の動向を不安視する声はやはりある。今回のBit2Meの上場が転換点となることに期待したい。
ゲーム自体も今後さらなる機能の拡充が検討されており、新規・既存ユーザーを問わず注目したいところだ。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>coindeskjapan