- 米大統領選の民主党候補、カマラ・ハリス氏の仮想通貨業界への姿勢が注目を集めていた。
- 21日、側近がブルームバーグに明かしたところでは、同氏が業界を支持する方針だという。
- しかし、全国党大会に向けて発表された、民主党の政策綱領に仮想通貨関連の公約はない。
仮想通貨業界支持に若干傾く？ハリス陣営で模索続く
米大統領選の民主党候補カマラ・ハリス（Kamala Harris）副大統領が、暗号資産（仮想通貨）の成長を支援する政策を支持する意向のようだ。ハリス氏の選挙運動政策担当シニア・キャンペーン・アドバイザーのブライアン・ネルソン（Brian Nelson）氏がブルームバーグに8月21日明かした。
ネルソン氏は、ハリス氏が新しい技術や産業の成長を促進するような政策を支持するつもりだと語り、仮想通貨業界から求められている「安定したルール」にも耳を傾けているという。
NFT仮想通貨Leader編集部
バイデン大統領に代わり米大統領選の民主党候補となったハリス氏は、これまで暗号資産に関する姿勢を明確に示してはいない。
8月19日～22日で行われている米民主党の全国党大会に向けて発表された民主党の政策綱領にも暗号資産関連の公約はなかった。
バイデン氏の政権下で厳しい状況下にあった仮想通貨業界。業界は次のリーダーが自分たちにとって、味方になってくれることを望んでいる。
トランプ氏は支持の姿勢を明らかにしており、業界から大きな反感を買った米証券取引委員会（SEC）のゲンスラー委員長を辞めさせるとした発言が注目を集めていた。
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ハリス陣営は7月、億万長者でビットコイン支持者としても知られるマーク・キューバン（Mark Cuban）氏に暗号資産関連の複数の質問を行っている。また8月14日にはハリス氏を支援する暗号資産擁護団体「Crypto4Harris（クリプト・フォー・ハリス）」が初のオンライン集会を開催。ハリス氏の選挙活動を支援する方法について議論したほか、バイデン政権による暗号資産業界の取り締まりを終わらせるよう求めた。
さまざまな可能性を探っているようすのハリス陣営。
業界は支持を受けられる確約がほしいところだろう。
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＜参考元＞あたらしい経済
