この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 破産したマウントゴックスは、今後数カ月で合計90億ドル相当のビットコインなどを弁済する。
- しかし、弁済を受け取る予定の債権者らは、自身のアカウントに不正アクセスが発生していると報告。
- 攻撃者はマウントゴックスのメール記録を入手し、総当たり攻撃をかけているとみられる。
マウントゴックス債権者らに総当たり攻撃、返済されるビットコイン目当てか
経営破綻した仮想通貨取引所マウントゴックスの債権者らは、自身の口座にログインしようとした際に何度も失敗したと報告している。
最近のビットコインの価格に大きな影響を与えているのが、マウントゴックスによる弁済に向けた動きだ。
今回問題になっている債権者らへの攻撃も、このマウントゴックスの動きにあわせて起こっているものだという。
NFT仮想通貨Leader編集部
ビットコイン(BTC)の弁済が行われている最中に、誰かがマウントゴックスの債権者アカウントにログインしようとしているようだ。米掲示板レディット(Reddit)の複数ユーザーが18日までに最大22回もの不審なログインがあったと報告している。
15人以上のユーザーが不正なアクセスを検知していると報告。返済されるビットコインが奪われることへの懸念を示している。
NFT仮想通貨Leader編集部
「おそらく、攻撃者はマウントゴックスのすべての(あるいは大半の)メールの記録を入手し、ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)を試みているのだろう。以前にもこのようなことはあった。2要素認証を設定してあれば、おそらく大丈夫だろう」
7月初旬、マウントゴックスは2014年のハッキングの影響を受けた債権者への弁済を開始した。今後数カ月間に、90億ドル相当のビットコインと7300万ドル相当のビットコインキャッシュ(BCH)が弁済される予定だ。
非常に巨額となるマウントゴックスの弁済。攻撃者からすれば、非常に魅力的なターゲットに映るのかもしれない。
今後もこうした不正アクセスは続く可能性があり、警戒が必要だ。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>coindeskjapan