この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- マウントゴックスの債権者への支払いが迫っており、上昇傾向にある市場を圧迫する可能性がある。
- 同取引所は約1兆4725億円そうとうのビットコイン、約113億1500万円のビットコインキャッシュを配布予定。
- K33リサーチは、必ずしも売り圧力にはならないが市場にとって潜在的な恐怖の要因になると分析。
マウントゴックス返済、必ずしも売り圧力にはならないが恐怖に陥れる可能性
暗号資産(仮想通貨)市場は先週に起きた調整をあまり重要視していないが、今後数週間にわたって価格を圧迫する可能性のある材料があり、上昇相場が危うくなっている。
K33リサーチがマウントゴックス事件の返済に関するレポートを発表。
2014年の事件発生から10年の時を経て、問題は徐々に解決に向かっている。
dai06
暗号資産会社K33リサーチ(K33 Research)は23日のレポートで、2014年のハッキングにより破綻した暗号資産取引所マウントゴックス(Mt. Gox)が、約95億ドル(約1兆4725億円、1ドル155円換算)相当のビットコイン(BTC)14万2000枚と7300万ドル(約113億1500万円)相当のビットコインキャッシュ(BCH)14万3000枚を債権者に配布する方向で準備を進めており、これはデジタル資産価格に大きな影響を与えると指摘した。
レポートの著者によれば、マウントゴックスのコインが今後数週間で上昇傾向にある相場のマイナス要因になる可能性があるという。
dai06
著者らは、「債権者が資金を保有し続けることを選択する可能性があるため、返済は必ずしも売り圧力になるわけではない」が、「近いうちに市場を恐怖に陥れる可能性がある負担だ」と述べた。
すでに現金での返済を受け取ったユーザーもいるといい、仮想通貨による配布も近いとみている。そのタイミングは早ければ来月だという。
dai06
<参考元>coindeskjapan