この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 香港が仮想通貨ビットコインとイーサリアムの上場投資信託(ETF)の承認を。
- 認可を受けたチャイナ・アセット・マネジメントは、商品開発を行っていると発表。
- 仮想通貨業界のハブとなるだけでなく、チャイナマネー流入の期待感が高まっている。
仮想通貨業界のハブへ、ドバイと競う香港が新たな一手
香港は暗号資産(仮想通貨)のビットコインとイーサについて、現物取引に基づく上場投資信託(ETF)を始めることを資産運用会社に初めて認めた。
ビットコインの半減期が間近に迫る仮想通貨業界において、またひとつ大きなニュースが飛び込んできた。
香港によるビットコインとイーサリアムのETF承認で、市場にチャイナマネーが流入する可能性がある。
dai06
ハーベスト・グローバル・インベストメンツは15日、当局から認可を得たと資料で発表。ハッシュキー・キャピタルとボセラ・アセット・マネジメント(インターナショナル)の間のパートナーシップも承認を受けたと同日公表した。
チャイナ・アセット・マネジメントの香港部門は香港証券先物委員会(SFC)から仮想資産運用サービスの提供で認可を受け、商品開発に経営資源を投入していると発表した。
すでに認可を得ている企業らは、商品開発に躍起になっている。移り変わりの激しい仮想通貨業界において、先行者利益を取りに行くことは上策だろう。
dai06
香港はデジタル資産企業が集まる中心地としての地位を確立しようと、シンガポールやアラブ首長国連邦(UAE)のドバイなどと競い合っている。
世界的にみれば、仮想通貨業界への引き締めを強く感じることは多い。
ただ、香港やドバイのように、”仮想通貨特区”や”ハブ”と位置付けられるような地域があることも事実だ。今後同地域を拠点に、どういった施策と企業・プロジェクトが集まるのか注視したいところだ。
dai06
<参考元>bloomberg