- パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント創業者兼CEOのビル・アックマン氏が、ビットコインに期待感。
- 「ビットコインは無限大になり、電力コストははるかに上昇。経済は崩壊する」と、大胆な持論を展開した。
- 同氏は仮想通貨への投資には慎重姿勢で知られているが、趣味と学びのために投資もしているという。
経済の崩壊がやってくる、アックマン氏が大胆な持論展開
パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント（Pershing Square Capital Management）創業者兼CEOのビル・アックマン（Bill Ackman）氏は3月9日、ビットコイン（BTC）は誰もが想像するよりもはるかに上昇するというシナリオを披露した。
同氏はビットコインの価格上昇が、マイニングによる電力需要とコストを増加させること。また、それによって物価上昇とドルの下落を招くとも予想。そしてさらにビットコインとマイニングの需要につながり、やはり電力の需要増加につながるとコメント。しかもこのサイクルはまだ続くという。
dai06
「ビットコインは無限大になり、電力コストははるかに上昇し、経済は崩壊する。ビットコインをいくらか買うべきかもしれない」
そして1時間ほど後には「問題はもちろん、逆にも働くことだ」と投稿した。
ビットコインへの投資や電力の需要と消費に言及した、大物投資家のアックマン氏。
同志の発言は界隈をざわつかせており、マイクロストラテジー（MicroStrategy）の創業者兼エグゼクティブ・チェアマンのマイケル・セイラー氏は「ビットコインを買うべきだが、上記で述べている理由ではない』『ほとんどのビットコインマイナーは、電力料金を下げることに貢献しており、上げていない。1対1で議論したければ、知らせてほしい』とした。
dai06
アックマン氏は、基本的にはビットコインや暗号資産には手を出さないようにしている。だが2022年には、複数の暗号資産プロジェクトや暗号資産ベンチャーファンド（VC）に少額を投資していると述べた。当時、同氏は「私は慎重な投資家としてよりも、趣味として学ぶために投資している」と語っていた。
ビットコインの資産としての需要増加、ETF承認、半減期に向けた急激な価格上昇は、多くの投資家らの注目の的となっている。
それは大物として知られるアックマン氏も例外ではないようだ。
dai06
＜参考元＞coindeskjapan
