- 仏1部リーグのパリ・サンジェルマンFCは、サッカークラブとして初のバリデーターとなる。
- 生成された資金を用いて、定期的に自クラブのファントークンを買い戻すと発表した。
- 「埋蔵量を定期的にリフレッシュする」といい、今後はチリーズとの共催イベントも実施予定。
ムバッペ擁するパリ・サンジェルマン、サッカークラブ初のバリデーター
フランスのサッカークラブ、パリ・サンジェルマンFC(Paris Saint-Germain FC:PSG)は、PSGファン・トークンをホストするチリーズ(Chiliz)ブロックチェーンのバリデーターとなり、生成された資金を使って定期的にトークンを買い戻すと発表した。
フランスの名門パリ・サンジェルマンがサッカークラブとしては初のバリデーターとなる。同クラブは、MLSのインテル・マイアミFCのオーナーであるデヴィッド・ベッカム氏や、そのインテル・マイアミに所属するリオネル・メッシ選手も所属した。現在もキリアン・ムバッペ選手らスター選手を多く擁する。
言わずと知れた人気の高さで、ファントークン導入にも多くの注目が集まっていた。
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バリデーターはブロックチェーンのノードを管理するエンティティで、トランザクションの検証やスマートコントラクトの承認などの機能を通じてネットワークを保護する。その代わり、バリデーターはノードを運営することで収益を得る。
(中略)
買い戻しプログラムによって、PSGはファントークンの埋蔵量を「定期的にリフレッシュ」し、それを中心とした持続可能なデジタル経済の構築を支援することができるとチリーズは述べている。
現在時価総額2800万ドル(約42億円)を誇るパリ・サンジェルマンのファントークン。
絶妙な舵取りでさらなるファンコミュニティの拡大を目指すのだろうか。
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チリーズでトークンを導入している他の有名サッカークラブには、FCバルセロナ(FC Barcelona)、マンチェスター・シティ(Manchester City)、ユベントス(Juventus)、アーセナル(Arsenal)、インテル・ミラノ(Inter Milan)、ACミラン(AC Milan)などがある。
パリ・サンジェルマンはまた、今後数カ月以内にチリーズとの共催で、ホームスタジアムのパルク・デ・プランスでハッカソンイベントを開催することも発表した。
選手・クラブ・ファンらをつなぐファントークン。
多くの有名クラブが導入を決めており、今後の活用戦略に注目されている。
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<参考元>coindeskjapan
ソース元https://www.coindeskjapan.com/220820/