この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- イーロン・マスク氏はX(旧Twitter)を、ペイパルの代わりにしようとしているかもしれない。
- Xは米国で送金のためのライセンスを相次いで取得、15日には取得済みの州が15に達した。
- Xはなんでもできるアプリを目指しており、金融に関わるすべてに関係することをのぞむ。
法定通貨も仮想通貨も証券も、なんでもカバーを目指すX
ここ数年、ビットコインやその他の暗号資産(仮想通貨)の価格を乱高下させているイーロン・マスクは先日、ペイパルを置き換えるという大胆な計画が事実であることを認めた。
かねてよりイーロン・マスク氏はXをその名の通り、なんでもできる無限の可能性を秘めたプラットフォームにすることを望んできた。ひとつが個人間の送金機能の採用である。
その準備は加速度的に進行している。
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そのXが今週、新たな送金ライセンスを取得していたことが明らかになった。ロイター通信によると、Xは15日にユタ州から送金ライセンスを取得。
これで15の州がXの決済機能を承認したことになる。
Xは9日時点の公式ブログでも、ピアツーピア決済の開始により人々へ商取引とコミュニケーションの新たな機会を創出することを謳っている。
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10月にリークされたXの全体会議でマスクは「Xを包括的な金融プラットフォームにすることを目指している」と語っていた。専門家の間ではこの動きが、「暗号資産の普及に拍車をかける」との見方が浮上した。
「お金に関わるものはすべて、当社のプラットフォームに載ることになるだろう。通貨であれ、証券であれ何であれ」とマスクはその際に述べていた。
マスク氏そしてテスラなどは、今でもドージコインやビットコインなどの仮想通貨を大量に保有している。
Xがペイパルに置き換わるまでに人々から受け入れられるかは定かではないが、彼が自分や自社にとって有利にはたらくよう大局を見て動いている印象はうかがえる。今後の展開にも注目したいところだ。
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<参考元>forbesjapan