- サトシ・ナカモトが活動していた頃のビットコイン、1000BTC以上に動きがあった。
- 現在の価格で約60億円相当で、トレーディングデスクとカストディアンサービスに移動した。
- サトシ時代とは2009年後半から2011年までを指し、2023年は同様の事例がいくつか発生。
2009年後半から2011年まで、サトシ時代ビットコインに動き
今週初め、ネットワークの初期段階でマイニングによって獲得された大量のビットコイン(BTC)が移動され、「サトシ時代」のビットコインが移動された稀な事例に加わった。
ここでいう初期時代(サトシ時代)とは、2009年後半から2011年まで。ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモトがオンラインフォーラムで活動していた時期を指す。
dai06
オンチェーンデータ会社のCryptoQuantが12月7日のレポートで米CoinDeskと共有したところによると、初期のマイナーの1000BTC以上が12月4日にトレーディングデスクとカストディアンサービスに移動された。これらのトークンは13年前の2010年8月から11月の間に移動されたもので、ブロック報酬から推定総コスト100ドルでマイニングされたと見られている。
これらのビットコインは1回のトランザクションで999.99BTCを1つのアドレスが受け取ったのち、複数のアドレスへと送信された。その後また別の1つのアドレスへと集まり、そのアドレスは現在1028BTCを保有しているという。
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「この初期のマイナーは1000BTCを売却するため、OTCまたはカストディアンサービスに送ったと考えられる」とCryptoQuantのアナリストは米CoinDeskに語った。「受信アドレスの取引パターンから、ビットコインがOTCまたはカストディアンサービスに送られた可能性がある」。
2023年に入ってから、いくつかの「サトシ時代」のビットコインが動き出している。7月には、11年間休眠していたウォレットが3000万ドル(約45億円)相当の資産を他のウォレットに送付し、8月には別のウォレットが1005BTCを新しいアドレスに送付した。
年初から着々と価格を上げてきているビットコイン。
歴史を持つビットコインユーザーたちにとって、今後の方針転換を迫られる頃合いなのかもしれない。
dai06
<参考元>coindeskjapan