この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ドージコイン人気は今も変わらず、同コインを所有するアドレスは500万件を突破。
- しかし、うち5000未満のアドレスが、供給量の80%以上を占めるなど所有が集中。
- ミームコインはコロナ禍以降急騰、ドージはイーロン・マスク氏の支持も追い風に。
コロナ禍以降伸びたミームコイン、ドージコインの今
コロナウイルスの大流行から2年が経過した現在も、ジョーク暗号資産(仮想通貨)であるドージコイン(DOGE)の人気は続いている。 当初、人々は深刻ではない暗号資産に数百万ドルを賭けることで、ロックダウンの退屈を克服しようとしていると考えられていた。
ミームコインの最たる例であるドージコイン。
分析会社であるIntoTheBlockの調査によれば、ドージコインを所有するアドレスは500万件を突破したという。
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BitInfoChartsによると、5000未満のアドレスがDOGEの供給量の80%以上を制御しており、これは比較的少数のトレーダーがこの仮想通貨の価格をコントロールしていることを意味する。
11月、ドージコインは時価総額110億ドル近くにまで上昇するなど、成長著しい印象を強くさせた。
しかし、供給量の観点からみると集中が起こっているのは事実で、広く普及しているかというとまた違った評価になるかもしれない。
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ドージコインは2021年初頭、イーロン・マスク(Elon Musk)氏がこのコインに基づいたミームをツイートしたことで有名になり、柴犬コイン(SHIB)のような他の犬をテーマにしたトークンの作成を促した。コロナウイルスによるロックダウン、各国政府による景気刺激策、中央銀行による前例のない金融緩和が金融市場全体のリスクテイクに拍車をかけたため、ジョーク暗号資産全般がこの時期に急騰したのだ。
一部の大物によって、動きに大きな振れ幅がみられるドージコイン。
こうしたミームコインの真価が問われるのは、まだまだこれからなのかもしれない。
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<参考元>coindeskjapan