この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ChatGPTを開発したOpenAIのCEO、サム・アルトマン氏が同社を事実上解任された。
- 同氏が取り組むワールドコイン計画にも影響が及び、ワールドコインの価格は乱高下。
- 同氏は復職も噂されたが、のちにMicrosoftのAI研究チームの参画が報じられている。
噂された復職実現せず?サム・アルトマン氏とOpenAIに急展開
サム・アルトマン氏が共同設立した暗号資産(仮想通貨)プロジェクトのトークンである「ワールドコイン」がここ数日、仮想通貨で最も激しい値動きを見せている。米オープンAIの最高経営責任者(CEO)を解任されたアルトマン氏の復職の可能性がビジネス界をくぎ付けにしている。
リーダーシップの問題などを理由に、事実上OpenAIのCEOを解任されることになったサム・アルトマン氏。
その後復職も噂されたが、MicrosoftのAI研究チームに参加するという急展開を見せている。
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16日に仮想通貨相場が軟調になる中、ワールドコインは2.48ドルの高値から下落。17日のアルトマン氏解任を受け、ワールドコインは下げに拍車がかかった。コインゲッコーのデータによると、アルトマン氏の解任後数時間でワールドコインは最終的に1.84ドルの安値をつけた。
同氏はOpenAIでの活動だけでなく、網膜スキャンによるID発行などでも話題になったワールドコイン計画にも参加。
アルトマン氏の一時不透明な去就は、AIだけでなく仮想通貨分野にも大きな影響力を持つことを証明した。
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その後、オープンAIの幹部と投資家のグループがアルトマン氏をCEOに復職させようと取り組む中、ワールドコインは24時間で18%上昇し、2.40ドル台を回復した。
Microsoftへの入社が決まったことで、OpenAIそしてワールドコイン計画にも新しい影響が生じそうだ。
各社が取り組む生成AIの勢力図にも動きがあるかもしれない。
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<参考元>bloomberg
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