この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 14日、コインベースはカナダの決済企業と提携し、同国での事業開始を発表。
- 約200人の従業員で事業を提供し、米国外では最大の技術拠点になる。
- オンタリオ証券委員会の調査によれば、カナダ人の30%が年内に仮想通貨を購入予定。
米国外の最大拠点に?コインベースのカナダ進出戦略
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベース(Coinbase)が、カナダで事業を開始すると8月14日発表した。
コインベースはカナダ進出にあたり、同国の決済企業インタラック(Interac)と提携。コインベースウォレットへ円滑にカナダドルを入金できるようにする。
また、カナダのユーザーにサブスクリプションサービスの「コインベースワン」を30日間トライアルなどを提供し、新規ユーザーの獲得を図る。
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なおコインベースのカナダ拠点は、約200人の現地従業員を携えて開始されるとのこと。なおカナダは、コインベースにとって米国外最大の技術拠点になるという。
米国での規制強化の動きを受け、コインベースは海外への進出を考慮せざるを得ない状況にあったと思われる。カナダにおいても難しい状況が予想されたが、無事第一歩を踏み出したようだ。しかも、その規模はなかなかに大きく、同国の市場にかなりの期待を寄せているとものととれる。
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またコインベースは発表にて、カナダ参入を決めた複数の理由の一つとして、オンタリオ証券委員会が発表した調査結果を挙げた。
その調査によると「カナダ人の30%以上が年内に暗号資産を購入する予定」だと回答しており、この結果は、暗号資産を積極的に受け入れているカナダでのコインベースの可能性を裏付けるものだとしている。
果たしてコインベースのカナダ進出戦略は、無事成功するだろうか。社の命運を左右するかもしれない挑戦が始まる。
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<参考元>あたらしい経済