この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- バイナンスがアルゼンチンにおいて、現金通貨ペソで仮想通貨を売買可能にすると発表。
- アルゼンチンはインフレ率が100%を超えており、仮想通貨に注目する人が増えている。
- バイナンスの南米南部のディレクターは、アルゼンチンが重要な市場であることを認めている。
バイナンスがアルゼンチン事業拡大、「現存する市民の需要に基づいて」
暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスは4日、アルゼンチンの事業を拡大し、現地通貨ペソで仮想通貨を直接売買できるようにすると発表した。
世界に市場を持つバイナンスが、アルゼンチンでの事業拡大にさらに注力する。
同社はこれまで取引するユーザー同氏の仲介のみを行っていたが、今回の決定でより自由で便利な取引が可能となりそうだ。
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アルゼンチンはインフレ率が100%を超えているため、仮想通貨の魅力が増している。一方、バイナンスと同社のチャンポン・ジャオ最高経営責任者(CEO)は、米国で違法な交換所を運営したなどとして、商品先物取引委員会(CFTC)から先月提訴された。
アメリカ市場から締め出されかけているバイナンス。今後の事業拡大のフィールドを再考せざるを得ない状況にありそうだ。
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バイナンスの南米南部担当ディレクター、マキシミリアノ・ヒンツ氏はロイターに書面で、アルゼンチンは重要な市場であり、「現存する市民の需要」に基づいて事業を拡大したと説明した。
仮想通貨への規制は世界的にみて厳しくなる傾向にある。
今後は仮想通貨に対して、厳しい国とフレンドリーな国とで二極化するかもしれない。
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<参考元>Reuters