この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 日本銀行が2023年春から、デジタル円の実証実験を行っていくという。
- 国内のメガバンク3行や地方銀行らと連携し、運用の可能性を探る。
- 実験は2年にわたって行われ、2026年には発行の判断を行うとのこと。
2026年には最終判断？日銀がデジタル円検討本格化
日本銀行が国内のメガバンク3行や地方銀行とデジタル円に関する実証実験を計画していると日経新聞は11月23日に報じた。
各国が検討するCBDC。
日本銀行は遅れを指摘されることも多かったが、ここにきて検討を本格化させていくようだ。
dai06
2023年春から民間銀行などと協力して、入出金に関する問題を検証し、中央銀行デジタル通貨（CBDC）が災害時やインターネットにアクセスできない地域でも運用可能か否かを確認するという。
デジタル環境への依存が課題となっているCBDC。
環境の整備や災害時の対応のほか、セキュリティの強化、利用者のリテラシーをどう育んでいくのかも焦点となってきそうだ。
dai06
日銀は2021年、デジタル円のテスト環境を開発し、発行、流通、換金といった基本的な機能の検討を開始。民間の決済事業者間の競争を促し、国民に普遍的なアクセスを提供することが優先事項と述べた。
動きを加速しているように思える報道だったが、発行の最終判断は2026年ということで、まだまだ時間がかかる印象を受ける。
これから報道されるであろう、実験内容やスケジュールの詳細が気になるところだ。
dai06
＜参考元＞coindeskjapan
