- 仮想通貨取引所バイナンスは、イーロン・マスク氏のTwitter買収に5億ドルを投資。
- バイナンスのCEOであるジオ氏は、「言論の自由を支持するため」と投資理由を語った。
- さらにブロックチェーンや仮想通貨のTwitterへの活用法を研究するチームを立ち上げるという。
バイナンスがTwitterに投資した強い理由、同社の今後の展望とは
イーロン・マスク(Elon Mask)氏のツイッター(Twitter)買収に、世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が5億ドルの投資を決めた主な理由が「言論の自由の支持のため」であることが明かされた。
紆余曲折あったイーロン・マスク氏のTwitter買収がついに確定した。認証マークの有料化や大規模なリストラなど、サービス内容や組織形態に大きなメスを入れようとしている。
マスク氏はこのTwitter買収の理由を言論の自由を守るためとしていたが、これに投資するバイナンスもまた同様という。
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ポルトガルの首都リスボンで開催された欧州最大の技術会議「ウェブサミット(Web Summit)」のオープニングイベントで、CZ氏は「第一に言論の自由を極めて尊重したい」と述べ、ツイッターについて「自分の意見を発信する場所」であると同氏は強調した。
そして「(ツイッターは)言論の自由のための重要なプラットフォームであること。それが第一の理由です」と重ねてコメントをした。
言論の自由を守ることを掲げているマスク氏だが、『参加自由の地獄絵図にはしない』とも。
世界を代表するような富豪が世界屈指のSNSの舵取りをすることや、その言論の自由の良し悪しの線引きを誰がするのかなど、議論の種は尽きない。
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バイナンスは先週、ブロックチェーンと暗号資産がツイッターにどのように役立つか研究するチームを作ると発表した。
CZ氏は「私はツイッターのヘビーユーザーです」「私は、私たちの業界にとって重要である製品に投資したい」と述べ、バイナンスがツイッターへ長期的に投資する予定であることを話している。
Twitterは今後有料サービスである「Twitter Blue」などに大きなテコ入れをしていくものと思われるが、このサービスに紐づくような形でさまざまな機能が展開されていく可能性もあるだろう。
世界を代表する仮想通貨取引所であるバイナンスは、この巨大なプラットフォームにどう関わっていくことになるのだろうか…。
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<参考元>あたらしい経済