この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- デジタル銀行Nubankは仮想通貨「Nucoin」を2023年前半に発行へ。
- ブラジルにある同行は7000万人以上を顧客に持つ、南米最大のデジタル銀行。
- 責任者は「ブロックチェーンの変革の可能性を信じ、さらなる民主化のためのステップ」と。
いつかは南米席巻へ?11月には2000人に「Nucoin」テスト
ブラジルのデジタル銀行Nubankが、顧客リワードプログラムの一環として、新たに独自の暗号資産(仮想通貨)をリリースする計画を10月19日に発表した。
同行は世界で最も有名な投資家と言っても過言ではない、ウォーレン・バフェット氏が出資する銀行だ。
独自の仮想通貨「Nucoin」の発行で、割引などの特典を顧客に提供できるという。
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同金融機関は現在、ブラジルの顧客が銀行アプリでビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の取引を行えるようにしている。
現在7000万人以上の顧客を持つNubankの「Nucoin」担当ゼネラルマネージャのフェルナンド・チャプスキ(Fernando Czapski)氏は「このプロジェクトは、ブロックチェーン技術の変革の可能性を信じ、さらに民主化を進めるための新たなステップです」と説明している。
南米最大のデジタル銀行であるNubankは、仮想通貨の発行でさらにその普及と、業界への影響力を拡大させていくことになるのかもしれない。
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イーサリアムのスケーリングブロックチェーン開発企業であるポリゴンテクノロジー(Polygon Technology)は、「Nucoin」の拡大に向けた技術と技術サポートを提供するとし、来月中に約2000の顧客を選定して「Nucoin」をテストする予定であると伝えている。
ひとまずは2000人。しかし、顧客7000万人というその強固なユーザー基盤をもってすれば、Nucoinのプロジェクトは非常に大規模になるとみて良いだろう。
その多くのユーザーへの普及をもって、責任者の語る”民主化”が果たされることになるのだろうか。注目が集まる。
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<参考元>あたらしい経済