この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 北朝鮮ハッカー集団は、韓国の仮想通貨取引所へ資金を流していることがわかった。
- チェイナリシスによれば、その金額は2018年からの4年間で約76億5000万円という。
- 韓国議員はこれを問題視、違法な外貨送金などの調査を放置してきたことを嘆いた。
韓国議員が北からの資金流入問題視、「一切調査せず放置したから」
北朝鮮ハッカー集団の電子財布から4年間で5246万ドル(約76億5000万円)相当の仮想資産が韓国の仮想資産取引所に流入したという分析が示された。
北朝鮮のハッカー集団が、韓国の仮想通貨取引所を利用しているとの事実が明るみに。
業界を取り仕切る法整備が行き届いていないだけでなく、こうした犯罪行為を追跡する仕組みもまだ未熟だという。
dai06
国会政務委員会に所属する国民の力の尹漢洪(ユン・ハンホン)議員は12日、仮想資産取引分析業者である「チェイナリシス」に基礎調査を依頼して得た結果を本紙に明らかにした。
(中略)
今年4月、韓国軍幹部がビットコインを受け取る見返りに軍事機密を漏えいしようとして摘発された事件もあり、今回の調査結果は「氷山の一角」にすぎない可能性もある。
一部の報道では、ハッカーが盗み出した金額は2021年だけでも約450億円にのぼるという。
今回の調査結果が本当に氷山の一角であるなら、まだまだ明るみになっていない問題・金銭は残っていそうだ。
dai06
尹議員は「文在寅政権では、違法な外貨送金、仮想資産関連の資金の流れを一切調査もせずに放置したため、こんな結果が出た」と指摘した。
後追いが続く仮想通貨業界の法整備。しかし、後追いになったとしても取り締まりに動かなくては、格好の餌食となり被害は膨らむばかりだろう。
韓国の当局・業界の今後の取り組みやいかに…。
dai06
<参考元>chosunonline