- ニューヨークに仮想通貨やNFT、Web3クリエイターら専用コワーキングスペースが誕生。
- メンバーシップとデスク利用権を得るには、NFT購入でDAOに参加する。
- 手がけているのは「EmpireDAO」で、Web3業界のの成長が目的。
歴史ある建物に最新コミュニティ、「EmpireDAO」のビジョン
「EmpireDAO」という組織が、ニューヨークの歴史あるビルの複数フロアを貸し出している。
メンバーシップとデスク利用権は、NFTの形で購入する。
本来はブロックチェーン上で機能するはずのDAO組織が、実世界のコミュニティの醸成に乗り出している。
歴史ある建物には、デスクに会議室や談話室、キッチンやトイレ、さらにはイベントスペースに屋上もあり、今後はミュージシャン向けにレコーディングスタジオ、映像制作者向けにプロダクションスペースなどの設置も予定されているという。
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「ここは、企業が仕事場として使えるという意味でのコワーキングスペースではない」とフライエタは言う。「しかし、もし自社のエコシステムにクリエイターがいて、彼らに場所を提供したいのであれば、そのときはEmpireDAOを選択肢にしてほしい」
EmpireDAOは、独立系のクリエイターや新進の小規模チームを優先的に受け入れている。Web3の分野で活動していること、また、通常はトークンを介して互いの仕事に投資していることが条件だ
新しい技術やサービスの誕生が期待されている、Web3界隈。
このEmpireDAOが手がけるコワーキングスペースから、一大プロジェクトが生まれる日も遠くないのかもしれない。
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仮想通貨の投資家たちは、ここ数週間でたくさんのお金を失った
しかしこの落ち込みは、EmpireDAOにはさほど影響を及ぼさないとフライエタは言う
「戸惑いなどはまったくない」とフライエタは言う。「（EmpireDAOは）あくまでクリエイティブのレイヤーにある。クリエイティブのレイヤーは、基盤となるテクノロジーについては気にしていない」
意欲的に活動しているEmpireDAOは、国内外から多くの注目を集めている。
今はニューヨークを拠点としているが、今後世界各地で利用できるようになる可能性もあるだろう。
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＜参考元＞Businessinsider
