この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- カナダの投資企業サイファーパンクが、ビットコインとイーサリアムを売却。
- 売却理由は価格下落のおそれがあり、株主利益を損失する可能性があったため。
- しかし、仮想通貨には依然として長期的な強気の見通しを維持しているという。
株主利益損失リスク回避へ、総額約8億円 BTCとETH売却
カナダの投資企業のサイファーパンク・ホールディングス（Cypherpunk Holdings）が、保有する全てのビットコインとイーサリアムを売却したことを6月28日に発表した。
同社のCIOであるモエ・アドハム氏によれば、仮想通貨市場が価格下落などのリスクの高い状態にあることを踏まえ、株主利益を守るために今回の売却に踏み切ったとのこと。
dai06
資産売却の内訳は以下の通り
214.7203BTC→608万カナダドル（約6億4000万円）
205.8209ETH→29万カナダドル（約3000万円）
この売却により、同社の現金および現金同等資産は1876万カナダドル（約19億8000万円）になったということから、如何にBTCとETHの占める割合が大きかったかがわかる。
それだけ”期待していた”とも言えるだろう。しかし…
dai06
「サイファーパンクは暗号資産に対する長期的な強気の見通しを維持しており、魅力的なリスク・リワードの機会があれば、それを積極的に活用することを計画しています」
仮想通貨を見限ったようにもとれる今回の発表だが、長期的にみれば強気の見通しであることは変わらないといい、CEOのジェフ・ガオ氏によれば『暗号資産の保有に伴うリスク・リワードと機会費用の評価において、最も賢明なアプローチは、ボラティリティの伝染が終結するまで傍観することだと考えています』とのこと。
今回のサイファーパンクのように、ひとまずは仮想通貨への関わりから離脱する企業は増えるのかもしれない。
dai06
＜参考元＞あたらしい経済
