この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- SaaS大手セールスフォースが、「NFT Cloud」のパイロット版をリリース。
- 企業は直接NFTを発行、管理、販売可能で、顧客データも安全に管理できるという。
- セールスフォースは、Web3領域への投資を積極的に行っていた。
NFT注目していたセールスフォース、ついにサービスリリースへ
SaaS大手のセールスフォース(Salesforce)が、「NFT Cloud」のパイロット版を6月9日に発表した。「NFT Cloud」は、ブランド(企業)が直接NFTをミント(鋳造/発行)、管理、販売し、顧客データを安全に扱うことができるクラウドサービスだという。
セールスフォースは、今年2月にNFTクラウドサービスのリリースを検討していると報じられていた。今回その計画が遂に実現した。
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また「NFT Cloud」は、利用するブロックチェーンに関連するCO2排出量を自動的に計算し、ユーザーが信頼できる高品質のカーボンクレジットによって排出量を相殺できるようにするとのことだ。さらに「Crypto Climate Accord」などの組織と協力し、web3における持続可能性を推進していく方針だ。
このサービスは環境面に配慮しているため、PoW型のブロックチェーンはサポートしないとのこと。
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これまでセールスフォースは、投資家としてweb3領域へ関わっていた。例えば、セールスフォースはブロックチェーンBIツール開発のTRM Labsや機関投資家向けステーキングツール開発のブロックデーモン(Blockdaemon)へ投資を行なっている。
Web3領域のスポンサーだったセールスフォース。今後はプレイヤーとしての立ち回りにも注目が集まりそうだ。
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<参考元>あたらしい経済