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緩和終了で仮想通貨時価総額急落、1カ月で8000億ドル減少か

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 2022年5月10日時点の仮想通貨の時価総額は、1兆4000億ドルである。
  2. 4月2日時点では2兆2000億ドルで、約1カ月で8000億ドル減少したことになる。
  3. 減少の原因は金融緩和の終了により、リスク志向が退潮しているためとみられる。

世界経済の写し鏡?仮想通貨時価総額大きく減少

暗号資産(仮想通貨)情報サイトのコインマーケットキャップのデータによると、10日の暗号資産の時価総額は1兆4000億ドルとなり、4月2日の2兆2000億ドルから約1カ月で8000億ドル減少した。

仮想通貨の時価総額が大きく減少している。2021年11月初めには2兆9000億ドルもの数字をたたき出していたとのことだが、その時と比べれば半分だ。

これは金融緩和が終わったことにより、リスク志向が退潮していることを表れだという。

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仮想通貨市場の40%近くを構成するビットコインは10日に一時10カ月ぶりの安値になった。

(中略)

仮想通貨の値下がりは、インフレ高進に対処するため世界的に利上げが積極化するとの懸念で株価が急落していることの鏡映しでもある。ナスダック総合指数は昨年11月の過去最高値からの下落率が28%だ。

仮想通貨はコロナ禍による未曾有の世界経済のさなかで、さまざまな活用方法を発見し、新しい地位を獲得したようにも思えた。しかし、依然として人々の懸念や世界情勢の動向次第で、金額は大きく動いている。

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ノルディア・アセット・マネジメントのシニア・マクロ・ストラテジスト、セバスティアン・ゲイリー氏は「こうした仮想通貨の一部を膨らませてきたのが巨額の流動性だった」と指摘した。

今後、投資家たちは慎重なかじ取りを行っていくものとみられる。

世界的な物価高やウクライナ情勢など、憂慮すべき問題は山積みだ。

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<参考元>REUTERS